かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

今ひとたびオウム事件実行犯の処刑について

2018-10-04 06:42:35 | ブログ記事
今回の第三次安倍内閣の組閣で、

オウム事件実行犯の死刑にゴーサインを出した上川前法相が入閣していないことについて

さまざまな見方はあると思うが、

私は、上川前法相は、汚れ役を果たしたからお役御免になったと思わせていただいた。

私は、政治的な右左は関係なく、

オウム事件実行犯を処刑したことは間違いであったと思うものである。

法治国家であるといっても、

あたら有為の青年(壮年となってしまっていたが)を殺すことはなかったと思うから。

彼らは、己の利害のために事件を起こしたのではない。

間違った宗教を信仰してしまったがために起こさせられた犯行であった。

洗脳されて起こしてしまった犯行であった。

洗脳を解いてやれば、世間一般の青年(壮年)よりも純粋で有為の人材だったような気がしてならない。

それに、これが死刑執行してしまった一番の間違いだったと思うことは、

オウム事件は、まだ未解明は部分も残っていた事件であるということである。

これらの解明のためにも、

また、今後このような事件が起きないように、
洗脳の危険を啓発していくという役割を担わせるべき人材を殺してしまったという損失もあったと思う。

これほど洗脳の危険を訴えられる人材は今後出ないかもしれないと思うと残念である。

オウム事件の死刑に関しては、様々なお考えの人がいるとは思うが、
以上は、私という一国民の感慨である。

*

★殺人をせし人死刑にすることはこれも形を変えた殺人

★殺さずに生かし切るのが人間を作りし神の思惑と思(も)ふ

★人殺す資格あるものをらざれば法務大臣と言へどもできず

★死刑にしあとで冤罪なりしこと判明しても命還らず

★人殺しせし人間も働かせ世のため人のために生かせよ

★人間は働くために命受くたとへ殺人おかせしといへど

★人殺しせしとて命奪ふのはこれは国家による殺人で

★穏やかなはずの国民大半が死刑肯定するを訝(いぶか)る

★新聞に死刑執行ニュース出る紙面は見たくあらぬ死ぬまで


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