一昨日の産経新聞に週刊新潮の広告があって、
「スマホ認知症の恐怖」とあった。
へ~、そんなのあるの?
と思った。
確かに、スマホに限らず、パソコンを長くやっていると頭がぼ~っとしてくる。
「鬱病発生のリスク増大!あなたを襲う脳過労」とも書かれているから
私など、もっとも警戒しないといけない?
が、週刊誌というものはこの週刊新潮に限らず、
売れてなんぼのものであるから過激な見出しをつける傾向はある。
むかしテレビ全盛の時代に「一億総白痴化」ということが言われた。
現在のテレビを観ていると、
国民が白痴化したというより、
テレビそのものが白痴化して国民にそっぽを向かれ始めているように見える。
が、よい番組も依然としてあるから、
自分の自覚次第で、テレビで賢くなることもできる。
スマホも同様だろうと思う。
これだけ私たちが夢中になるのは、
それだけ面白いし、それだけ役に立つからである。
実際、昔なら図書館に行って半日くらいかけて調べなければわからなかったことが、
最近はスマホで調べれば数秒でわかったりする。
非常に便利なツールであると言わざるを得ない。
と同時に、
私達は知らなくてもいい、知る必要のない知識まで取り込んでしまう。
そのため、脳が過剰に疲れて鬱病を発症したりもするのだろう。
じゃ、スマホをやめたら全てが解決する?
私は、それはもう無理だと思う。
世の中は次の局面に入ってしまっているから。
こうなれば、もうこの魅力的な媒体を飼いならすしかないだろう。
と、私は思う。
現代は、さまざまなソーシャルネットワークが存在する。
私は、その中でblogはもっとも優れたそれではないかと思っている。
比較的長い文章を読んだり書いたりすることで脳が鍛えられるから、
ただ脳が疲れるだけではない。
そのため読書する時間が削られてしまうが、これはもう仕方のないことだろう。
私達の24時間は変わらないのだから。
最近は、私のように仕事をもっていない人間にも時間が足りない。
これが現役で働いている人たちにはもっとだろう。
それで間があればスマホを開いて観るという社会現象になっているのではないか。
運転をしながら見る、子供をほったらかしにして見るという社会問題が起こるのも
これはスマホがあまりにも魅力のありすぎる機器であることの証しである。
もう今さらなくせと言われてもなくせないほどのものなので、
今後は、いかにうまく使っていくかの検討がなされるべきだと思う。
いつもお読みいただいているそうで、ありがとうございます。
私は書くことが好きなので、自分のために書いています。それを読んでいただいて過分のお褒めを戴きまして恐縮でございます。今後とも、こちらこそよろしくお願いいたします。
時々、やって来ては記事を読ませてもらっている者です。
いつも読ませてもらいながら、筋道の立った、明快なご意見、御文章に、
気持ちがすっきりする心地よさを感じています。
これからも、訪問させていただきたいと思っていますが、
いつも読み逃げになると思いますので、一度
ご挨拶だけでもさせて頂きたいと思いました。
そう云う訳ですが、どうぞ、よろしくお願いします。
ありがとうございます。