かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

此の世が苦しいほど死が福音になる

2019-01-16 06:51:25 | ブログ記事
私は鬱体質であることもあって、
非常に生きづらい。

そのせいか、大病もたくさんしてきた。

その中でも一番つらいのは難聴である。

十分聞こえないことが、どれだけ惨めなことかは、
年取って老人性難聴になった人には理解してもらえるだろう。

が、これが、まだこれからという年代であれば、
その悲しみは無限大になる。

未来が閉ざされたような気持ちになる。

職業は限られるし、結婚も制約される。

そんな中で、私は親の期待を受けて、人並みの進学をし、人並みの就職をしたため、
筆舌に尽くしがたい苦労をした。

さらに結婚まで、親の期待に合わせて、身分不相応な選択をしたため、
嫁ぎ先での苦労は、今でも思い出して涙するほどである。

こんな無理をしなければ、こんな苦労もなかったかもしれないが、
実家の母の期待が大きかったから、そうならざるを得なかった。

しかし、そのおかげで、身分不相応な人と結婚できたのだし、
子供も、私にはもったいないような子供たちが得られた。

それを思えば、幸せなのかもしれない。

が、もともと鬱に傾きやすい性質を持って生まれているため、
何においても、苦しみが先立つのである。

だから、今も、簡単に死ねる方法があれば、死にたいと思ってしまう。

罰当たりな考えかもしれないが、そのくらい自分の境遇をリセットしたく思う。

このブログは、
こういう私の苦しい境遇を縷々吐き出すためにあるのかもしれないと思っている。


*

★此の世には明るき人の書き綴る明るき数多のブログがありて

★明るさを引き立たせるは陰なれば暗きブログの存在もよし

★われよりも暗きブログを読むときに少し明るくなれる我かも

★日の出前もつとも暗くなる時刻ありて暗さは希望なりけり

★幸せの対極にある不幸せこの不幸せこそ此の世の光

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