少し肌寒いのでカーディガンを羽織りました。
外界の猛暑が嘘のようです。
ここで持参したサンドイッチで朝食をとってから梓川へ。
このあまりにも美しすぎる景色を見ているだけで、なぜか涙が出てくる。
ここでしばらく歌作することに。
*音たてて流れる夜明けの梓川ながめるわれは涙を流す
*人のゐぬことこそよけれ独り来て独り眺むる朝(あした)の流れ
*梓川この川水の川音が神の声にも聞こえてきたり
*人のゐぬ御代も流れてをりしかば神の遊びのための川かも
河童橋に来て、河童橋から写しています。↓
どこから写しても美しい梓川。
朝日が昇り始めました。
*瀬をはやむ水の流れに陽のさせば川面かがやき始める朝(あした)
*その川の水に魅力はありありて朝の梓川水を見る
*名も知らぬ沢を流れる沢水も優しく舐めてゆく上高地
*神います上高地きて神さびる木立を歩く足のさきはひ
*木の間より朝の川水ながれるが見えて金の粒がきらきら
*熊笹も羊歯も繁りて静かなり夏の梓川を歩けば
↓この写真に写っている赤い花は何という花でしょうね。
*透明な水を泡立て白くする神はいづくにいませらるるや
*熊笹も羊歯も大きく生い茂りこの上高地の湿原覆ふ
*横たわる仏陀のやうに横たわる大木も見ゆ木の国に来て
穂高奥宮
明神池
上の写真の舟に乗って奥宮に参拝できるのだそう。
*神様の明神池と思ひ来て拝観料と言はれ驚く
*賽銭と別に拝観料を取る神社ぞここは穂高奥宮
*神様の作りし景色を金とりて見せる神社を訝しみ見る
*囲はれてあれば見えざる池なれば金を払ひて明神池を
*神様の作りし池に囲ひして金を徴収せるは人間
*神様は信じてをれど神様を祀る人間信じがたかり
明神池を見てからUターンして元来た道を。
*故郷にもかつてありにきこの川のやうに涼しき川の流れが
ここで思いがけず、野生のお猿さんに遭遇。
お猿さんはこの川の向こうに逃げて行きました。
その後、木がゆさゆさ揺れました。
ついでにこの近くで休んでいると、
黒い蝶々が飛んできて、私の右腕にしばらく留まっていました。
私の腕から蜜を吸おうとしていたみたいでした。(笑)
というのが、皮膚に蝶々の舌先(?)のような感触を感じましたから。^^
左手で写真撮影したつもりでしたが、その写真が見つかりません。
左手で操作したから、ちゃんと押せていなかったかも。
残念!
でも、蝶々が腕にしばしの時間、留まってくれただけでも幸せでした。
*右腕にしばし留まりて蜜を吸ふ蝶々のゐたり 母だつたかも
*山道に遭遇せしは申年でありし亡父の亡霊なりや
ところで、
↓これは二本の木だと思うのですが、その様が変?^^
白い木と赤い木が絡んで見えるのですが・・・。
根本もつながっているように見えます。
人間の目で見るから、いやらしく見えるのでしょうかね。^^
*紅白の二本の木の様(さま)不思議なり二本は絡み根本(ねもと)つながる
*木々もまたまぐはふこともあるのかと思はず思はせられてその様
やっと河童橋に戻ってきました。
バスターミナルの近くのレストランで昼食をと思ったのでしたが、
混んでいそうなのでお弁当を買いました。
中身はこんなふうでした。
お腹が空いていたから、おいしくいただきました。
今日は、朝6時から昼過ぎまで6キロの道のりを6時間かけて歩きましたから、
もうこれ以上、一歩も歩けないくらい疲れました。
清々しい上高地を満喫されたご様子。
明神池の拝観料?誰のものなんでしょうね。
そのシステムには疑問です。
かつてこの池で関根恵子が全裸で泳いだという伝説があります。
この池周辺は写真のような絡み合った木にしろセクシーを感じる場所なのでしょうか(笑)
蝶々が腕にとまってくれたというのも不思議な体験ですよね。
幸せな体験できて良かったね (^^♪
大いにリフレッシュできたのではないでしょうか。
あの上高地の森は不思議な森ですね。
関根恵子さんも、きっとセクシーな気分になったのでしょう。(笑)
蝶々に蜜を吸われたのも、面白い体験でした。だけど、私の蜜っておいしかったかしら?(笑)
またあの黒い蝶々に会いに行かねば!^^