ロシアの北方領土返還の条件が

「米軍の日本撤退」だと聞いて驚く。

豊臣秀頼が、最終的に、徳川家康に自害させられたのは、
家康の「大阪城の堀を埋めたら許してやる」に騙されたからである。

現在の日本の状況が、それに似ているというのは言い過ぎであろうか。

いま日本から米軍が撤退したら、軍隊を持たない日本は、
たちまちロシアや中国の餌食になるだろう。

経済大国と言っても、国を護る軍隊を持たないということは
生まれたての赤子が親の庇護もなしに野原に放り出されるようなものである。

平和ボケした、（金持ちの）よく肥えたおいしそうな赤子かもしれない。

日本は、日本より経済的に弱小の北朝鮮、韓国にさえ食われるかもしれない。

いま日本国民は、どれだけそのことに対する危機感を持っているだろう。

米軍が撤退したら、たちまち四面楚歌に陥って、
周辺のハイエナ国家に食われてしまう状態であることを
どれだけの日本人が認識しているだろう。

今回、ロシアの出した「米軍撤退」の条件に関係なく、
自国ファースト主義のトランプ大統領は、いつ日本から米軍を引き上げるかわからない。

日本は、そんな危うい危機的状態であるのに、
未だに「憲法九条」を後生大事に思っている国民がいることは理解に苦しむ。

長年、日教組の教員による洗脳、売国新聞、朝日新聞に洗脳されてきたせいかもしれない。

かく言う私も、
香川県の公立中学校に通っていたころは、日教組の先生にかなり洗脳されていたし、
十数年前までは、結婚前の期間も含めて、ずっと朝日新聞の購読者であり続けていたせいで、
すっかり洗脳されてしまっていたから、人のことは言えない。

が、さる賢明な御仁に正しいことを教えてもらって目が覚めた。

だからこそ、未だこの洗脳が解けていない人たちを気の毒にも思うのである。

が、気の毒には思っても、現在の危機的状況を考えれば、
「もう待ったなし」と声を大きくして言わなければ！

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北方領土返還も、急がないと、第二次世界大戦から優に７０年以上経っているから、
現在ロシアの領土だという誤った事実が、いつのまにやら歴史的事実になり、
日本の領土であったという真実が、その中に埋没して消されてしまうかもしれない。

私は、それを懸念する。