私は、昨年末に18年間所属していた短歌結社を辞めた。
辞めた理由はいろいろあるが、居心地が悪くなったというのが大きい。
辞めてしまったから、当然短歌結社の歌友たちとも疎遠になった。
が、中には奇特な方々もいて、
辞めてからも歌集を贈呈くださる方もあるし、
メールくださる方もいる。
ありがたいことだ。
そのうえ、今日は、葡萄を送ってきてくださった方があった。
有難くて涙が出そうになった。
それで、今日は、その贈っていただいた葡萄を撮影してブログ記事にすることにした。
Nさん、ありがとうございました。
今夜から、ありがたく食後のデザートにさせていただきますね。
*うたともの送りくれにし三つ房の葡萄写真に写して見せる
*忘れられ一人寂しく歌を詠むわれを忘れずゐてくるる友
*辞めし吾(あ)を忘れず歌集くだされる歌友のゐれば嬉しきろかも
*たちまちに冷たくなれる人もゐて結社は浮世の縮図と思ふ
*歌つくるその目的の一つには立身出世わすらるること
*名を上げるために歌詠む者もゐて生臭きかな歌の世界も
*歌うまくなりても心置き去りにするなら値打ちあらぬその歌
*褒められる歌を詠まむと置き去りにしたる心に黴の生える日
*褒められることがなんぼのものなるや誠うたはず嘘を詠ひて
何か贈ってあげたら、送り主も
喜ばれるかも。
いつも温かいコメントをありがとうございます。