5日目

島は一周出来ません。
西と、北側にナパリコーストという、渓谷が連なる。

私達が居る、プリンスビレから北に、20分程走ると、
行き止まり。ケエエビーチ。
そこから、トレイルコースがあり、さらに北側に行くことができます。
せっかくだから山登りに挑戦。
昨日靴も調達したし。

山嫌いの渋るダンナを連れて、出発。
入り口でガイドのおじさんが
「海岸まで？山の中まで行くの？海岸までは片道1.5マイル
山の中までは7マイル。俺は55才の今までここに住んでるが、
山の中まで行ったのは、ハイスクールの時一度だけだ。
行きたきゃ行ってきな。俺は二度とごめんだぜ」
「でっ、どこまで行く？」
2人で、同時に　「海岸まで行って戻るよ」

「歩けなくなったら、ダンナにおぶってもらいな！
やっ、反対にダンナをおぶっるか！」

出足からいきなり急勾配。
入り口で杖借りて来てよかった。
赤土で、滑るすべる。前にいた人達が、戻って来る。
目の前にいたマスキュラーな女子2人もリタイア。
「やっ、奴等の野生の勘が危険と告げるのか？」
と、ダンナにビビらせられる。


その後、上がったり下ったり、
絶景があったり、かなりのほそ道になったり。


たぶん、1時間程(時計もiphoneも置いてきました。）
ザブーンと波の音が近くに。

やった！到着！
そのまえに、なんと、滝がある。
陸部で幅跳び選手してましたが、無リッ！
飛び越えられる幅でない。
みなさん、躊躇してる。
ひとりが靴のままザブザブと。
すると、みなさんザブザブ続く。
ダンナを見ると、靴脱いでる
真似し、脱靴し、大きい石に乗らないように無事渡る、
ザブザブおじさん、「賢いな～」と。

海岸到着‼
えっ、まさかの雨。
しかも、土砂降り。
神様、頑張ったんだから、太陽下さい。
祈りも虚しく、ますます強くなる。
小心な私は、さっき越えた、滝の水嵩が増えないか、と。

達成感に浸るダンナを急かし、復路に。
滝の水が増えてる感じ。

帰り路も水たまりができてたり、とかなり危険な感じ。
やはり杖が大活躍。
へとへと。

車に戻ると、12:50、3時間山登りしました。
昨日買った新品の靴がドロドロ・・・・


いいエクササイズ、エクスペリエンス。

トレイル以外には、小型飛行機やカヤックからこのナパリコーストを見るのが一般的。

部屋に戻り、がっつりピザを食べたよ。

夜、BBQエリアで話したカナディアンさん。
今日、ナパリコーストに行ったよ。と言うと、
「僕達は、10 分で諦めたよ。滑ったりして、危ないよ。と妻が止めたからね。」

(=´∀｀)人(´∀｀=)頑張りました。