Green;私の心の語らい

日々学んだこと、感動したことなどを、絵、文章、写真で紹介していきます。

糸ヒバの剪定

2012年12月17日 | 日記
高校同級生のI君の家は、所謂「旧家」。
高校後輩のK君の家も「旧家」。
どちらも、敷地、家、庭木がとてつもなく大きい。
「大きいことは良い事だ」は、いまや通じない。

2人に「もみじ造園」を紹介した。
「デカイ木だな・・・」
「右の糸ヒバだけ剪定して欲しい」

尚、蔵の修理には500万円かかるそうで、いずれ潰したい・・・と。
蔵を潰す旧家は多い。

この糸ヒバを、どうやって剪定するのだろう。
興味があって、日曜日の朝、見に出かけた。
糸ヒバ剪定用の木製はしごがあるが、かなり古くなっており使用は危険。
何と2人が木に登っている。


木の中にいるね。


その後、私は4人と「徳樹庵」で食事会。
私が出た高校卒が3人。
他の高校卒が1人飛び入り。
全員がリストラになった。
私が出た高校はとても優秀なので、2人は良い仕事を得た(収入は半減だが)。
「高校卒業時の収入に戻ったよ」
「実家の家を直そうとしていたけど、急遽中止にした・・・食べるのが先だ」

他にも色々な話が出た。
「選挙は?」
「行ってきた」
「脱原発だけの政党は?」
「”脱”だの”卒”だけじゃ話にならない」
「自然エネルギーは理想だが、それだけで産業を維持できるなんて信じている奴はいないよ。」
「今年の夏は乗り切れた・・・というけれど、会社の中は大騒ぎだったんだ。
照明やエアコンの電力じゃないよ。工場を動かす電力。
自家発電電力の取り合い。
結局、夏休みを増やして、工場毎に休みを変えて・・・会社は潰れそうだって言うのに。
来年も同じように夏を乗り切れって? 会社潰れるよ。
もう潰れても良いけど・・・みんなリストラになったんだから」

夕方3時過ぎに「糸ヒバ」を見に行くと。
こんなに綺麗になっていた。


木の中から見ると。


切った枝は腐るのを待つ。





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