札束で着飾って
夜になると大勢の人達が出てきて
やがてバス、タクシー等が用意され、我々もタクシーに乗った。
サッチンの親戚の人が気分良さそうに車の窓から「Are you comfortable?(ご機嫌かね?)」と聞いてきた。
気分が悪かったが「Yah」と答えておいた。
これで式場に行くのかな…と思ったのが大違い。
途中の大通りに出ると、車から降りて行進を始めた。
今度は楽隊と照明隊も一緒である。
リヤカーの上の発電機がドッドッドッと大きな音をたてて・・・。
歩道ではではなく、車道を練り歩いたので交通渋滞が起こるが、非難するドライバーはいない。
前後を見ると他にも結婚行列が道路を練り歩いていた。
他の行列では新郎は必ずしも白馬に乗っていなかった。
結婚式にどれだけお金を懸けるか・・・だね。
道路でのドンチャン騒ぎをご覧ください。
体力の無い私はもうヘトヘト・・・。
「踊りませんか」と言われたが、もうその気にはなれない。
中々先に進まない行列に、しばし付いて歩いた後。
「ロケシ、あと何分で式場に着くんだ?」
「10分位です」
しばらくして「ロケシ、あと何分?」
「10分です」
「さっきも10分って言ったじゃないか。もう待てない車で連れて行ってくれ」
何と式場は500mくらい先であり、とても10分では着かない。
インド人の10分はかなりの時間という意味なのであろう。
“Marriage Garden” に着いてみたら、本当に“庭”だけで、建物は無かった。
当然だが屋根もある訳無い。
“庭”の中に丸いテーブルと椅子が置いてあるだけ。
「オイオイここで式をやるのか」
日本のような式場をイメージしていただけに驚きである。
外はグングン寒くなってきている。昼と夜の温度差が大きいのだ。
式場で行列が到着するのを、待った。
しかし式場は屋外で既に夜の10時近くで、外気は更に冷え込んで来ていた。
椅子に座って待つことしばし。
やっと行列が式場の入り口に到着したが、そこで踊りを続けて中に入っては来ない。
私も踊りの中に入ったが疲れてまた椅子に戻った。
更に寒くなってきた。
セーターを持って来れば良かった。
かなりぐったりしてきて気分もすぐれない。
いつもなら寝ている時間なのだ。
私と妻が椅子でグッタリしている間に、サッチンは舞台に上がって、イヨイヨ結婚式が始まるのかな・・・.そうでもなかった。
また訳の分らない儀式をやっている。
トットと進めて終わりにして欲しい。
ロケシが来て
「名野さん大丈夫ですか。フルーツを食べますか」
「疲れて気分が悪い。何も食べたくない。11時半にはホテルに帰りたい」
しばらくしてまたロケシが来てくれた。
「名野さん大丈夫ですか。11時半まで居られますか」
「イヤだめだ。11時で帰りたい」。
次にロケシが来た時には「もう帰らしてくれ。気持ちが悪い」
「分かりました。ホテルへ送っていきます」
「だけど、私は日本から来て、花嫁さんに会わずに帰る訳には行かないよ」
ロケシがネゴしてくれて、サッチンの従兄弟らしき人(実は花嫁さんの双子の弟)が「こちらにどうぞ」私と妻は式場の地下に案内された。
そこには2人の女性にはさまれて花嫁さんが座っていた。
3人共美人であり、気品に満ちていた。
いかにも良家のお嬢さんという感じであった。
「サッチンの友人で日本から来ました。よろしく」お互いに挨拶をした。
「写真を撮らせてください」先ず私が3人を、そして花嫁さんの写真を撮った。
次に花嫁さんの友人が、私達と花嫁さんの写真を撮ってくれた。
<ロケシ;インドの最高学府卒(日本で言う東大)勿論大学院>
ロケシはドライバーを呼んで、私達をホテルに送ってくれた。
何しろ昨夜から、あまり寝ていない。
ベッドに入ると、結婚式など忘れて「グー」と眠りに付いた。
この後の写真は、同行の日本人が撮ったもの。
何と式は朝まで続いたそうな・・・。
途中で帰って良かった!
夜は更けていったようです。
私達はホテルのベッドでヌクヌクぐっすり。
とてもこんなの付き合っておれん。
勝手にやってくれ!
なお、近年は屋根の付いた結婚式場が出来ているらしい。
夜になると大勢の人達が出てきて
やがてバス、タクシー等が用意され、我々もタクシーに乗った。
サッチンの親戚の人が気分良さそうに車の窓から「Are you comfortable?(ご機嫌かね?)」と聞いてきた。
気分が悪かったが「Yah」と答えておいた。
これで式場に行くのかな…と思ったのが大違い。
途中の大通りに出ると、車から降りて行進を始めた。
今度は楽隊と照明隊も一緒である。
リヤカーの上の発電機がドッドッドッと大きな音をたてて・・・。
歩道ではではなく、車道を練り歩いたので交通渋滞が起こるが、非難するドライバーはいない。
前後を見ると他にも結婚行列が道路を練り歩いていた。
他の行列では新郎は必ずしも白馬に乗っていなかった。
結婚式にどれだけお金を懸けるか・・・だね。
道路でのドンチャン騒ぎをご覧ください。
体力の無い私はもうヘトヘト・・・。
「踊りませんか」と言われたが、もうその気にはなれない。
中々先に進まない行列に、しばし付いて歩いた後。
「ロケシ、あと何分で式場に着くんだ?」
「10分位です」
しばらくして「ロケシ、あと何分?」
「10分です」
「さっきも10分って言ったじゃないか。もう待てない車で連れて行ってくれ」
何と式場は500mくらい先であり、とても10分では着かない。
インド人の10分はかなりの時間という意味なのであろう。
“Marriage Garden” に着いてみたら、本当に“庭”だけで、建物は無かった。
当然だが屋根もある訳無い。
“庭”の中に丸いテーブルと椅子が置いてあるだけ。
「オイオイここで式をやるのか」
日本のような式場をイメージしていただけに驚きである。
外はグングン寒くなってきている。昼と夜の温度差が大きいのだ。
式場で行列が到着するのを、待った。
しかし式場は屋外で既に夜の10時近くで、外気は更に冷え込んで来ていた。
椅子に座って待つことしばし。
やっと行列が式場の入り口に到着したが、そこで踊りを続けて中に入っては来ない。
私も踊りの中に入ったが疲れてまた椅子に戻った。
更に寒くなってきた。
セーターを持って来れば良かった。
かなりぐったりしてきて気分もすぐれない。
いつもなら寝ている時間なのだ。
私と妻が椅子でグッタリしている間に、サッチンは舞台に上がって、イヨイヨ結婚式が始まるのかな・・・.そうでもなかった。
また訳の分らない儀式をやっている。
トットと進めて終わりにして欲しい。
ロケシが来て
「名野さん大丈夫ですか。フルーツを食べますか」
「疲れて気分が悪い。何も食べたくない。11時半にはホテルに帰りたい」
しばらくしてまたロケシが来てくれた。
「名野さん大丈夫ですか。11時半まで居られますか」
「イヤだめだ。11時で帰りたい」。
次にロケシが来た時には「もう帰らしてくれ。気持ちが悪い」
「分かりました。ホテルへ送っていきます」
「だけど、私は日本から来て、花嫁さんに会わずに帰る訳には行かないよ」
ロケシがネゴしてくれて、サッチンの従兄弟らしき人(実は花嫁さんの双子の弟)が「こちらにどうぞ」私と妻は式場の地下に案内された。
そこには2人の女性にはさまれて花嫁さんが座っていた。
3人共美人であり、気品に満ちていた。
いかにも良家のお嬢さんという感じであった。
「サッチンの友人で日本から来ました。よろしく」お互いに挨拶をした。
「写真を撮らせてください」先ず私が3人を、そして花嫁さんの写真を撮った。
次に花嫁さんの友人が、私達と花嫁さんの写真を撮ってくれた。
<ロケシ;インドの最高学府卒(日本で言う東大)勿論大学院>
ロケシはドライバーを呼んで、私達をホテルに送ってくれた。
何しろ昨夜から、あまり寝ていない。
ベッドに入ると、結婚式など忘れて「グー」と眠りに付いた。
この後の写真は、同行の日本人が撮ったもの。
何と式は朝まで続いたそうな・・・。
途中で帰って良かった!
夜は更けていったようです。
私達はホテルのベッドでヌクヌクぐっすり。
とてもこんなの付き合っておれん。
勝手にやってくれ!
なお、近年は屋根の付いた結婚式場が出来ているらしい。
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