札束で着飾って
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夜になると大勢の人達が出てきて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/cd/9598212d323caec2b0f39a099f50badc.jpg)
やがてバス、タクシー等が用意され、我々もタクシーに乗った。
サッチンの親戚の人が気分良さそうに車の窓から「Are you comfortable?(ご機嫌かね?)」と聞いてきた。
気分が悪かったが「Yah」と答えておいた。
これで式場に行くのかな…と思ったのが大違い。
途中の大通りに出ると、車から降りて行進を始めた。
今度は楽隊と照明隊も一緒である。
リヤカーの上の発電機がドッドッドッと大きな音をたてて・・・。
歩道ではではなく、車道を練り歩いたので交通渋滞が起こるが、非難するドライバーはいない。
前後を見ると他にも結婚行列が道路を練り歩いていた。
他の行列では新郎は必ずしも白馬に乗っていなかった。
結婚式にどれだけお金を懸けるか・・・だね。
道路でのドンチャン騒ぎをご覧ください。
体力の無い私はもうヘトヘト・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/8c/685336213b945aa95bbb1366c5d18402.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/4d/f12bc6b5317ba5d3e80d45074fb74363.jpg)
「踊りませんか」と言われたが、もうその気にはなれない。
中々先に進まない行列に、しばし付いて歩いた後。
「ロケシ、あと何分で式場に着くんだ?」
「10分位です」
しばらくして「ロケシ、あと何分?」
「10分です」
「さっきも10分って言ったじゃないか。もう待てない車で連れて行ってくれ」
何と式場は500mくらい先であり、とても10分では着かない。
インド人の10分はかなりの時間という意味なのであろう。
“Marriage Garden” に着いてみたら、本当に“庭”だけで、建物は無かった。
当然だが屋根もある訳無い。
“庭”の中に丸いテーブルと椅子が置いてあるだけ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/a0/44587384c2538840ff930402af5a9c12.jpg)
「オイオイここで式をやるのか」
日本のような式場をイメージしていただけに驚きである。
外はグングン寒くなってきている。昼と夜の温度差が大きいのだ。
式場で行列が到着するのを、待った。
しかし式場は屋外で既に夜の10時近くで、外気は更に冷え込んで来ていた。
椅子に座って待つことしばし。
やっと行列が式場の入り口に到着したが、そこで踊りを続けて中に入っては来ない。
私も踊りの中に入ったが疲れてまた椅子に戻った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/cc/dc981f13688ef057f71f2a91beb6e334.jpg)
更に寒くなってきた。
セーターを持って来れば良かった。
かなりぐったりしてきて気分もすぐれない。
いつもなら寝ている時間なのだ。
私と妻が椅子でグッタリしている間に、サッチンは舞台に上がって、イヨイヨ結婚式が始まるのかな・・・.そうでもなかった。
また訳の分らない儀式をやっている。
トットと進めて終わりにして欲しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/af/8042f1d056e469898943eb24d263bf18.jpg)
ロケシが来て
「名野さん大丈夫ですか。フルーツを食べますか」
「疲れて気分が悪い。何も食べたくない。11時半にはホテルに帰りたい」
しばらくしてまたロケシが来てくれた。
「名野さん大丈夫ですか。11時半まで居られますか」
「イヤだめだ。11時で帰りたい」。
次にロケシが来た時には「もう帰らしてくれ。気持ちが悪い」
「分かりました。ホテルへ送っていきます」
「だけど、私は日本から来て、花嫁さんに会わずに帰る訳には行かないよ」
ロケシがネゴしてくれて、サッチンの従兄弟らしき人(実は花嫁さんの双子の弟)が「こちらにどうぞ」私と妻は式場の地下に案内された。
そこには2人の女性にはさまれて花嫁さんが座っていた。
3人共美人であり、気品に満ちていた。
いかにも良家のお嬢さんという感じであった。
「サッチンの友人で日本から来ました。よろしく」お互いに挨拶をした。
「写真を撮らせてください」先ず私が3人を、そして花嫁さんの写真を撮った。
次に花嫁さんの友人が、私達と花嫁さんの写真を撮ってくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/c9/d63a431f1035bebb33041ceddd77272b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/59/136a886f182e58aa1b273f7de0aebed1.jpg)
<ロケシ;インドの最高学府卒(日本で言う東大)勿論大学院>
ロケシはドライバーを呼んで、私達をホテルに送ってくれた。
何しろ昨夜から、あまり寝ていない。
ベッドに入ると、結婚式など忘れて「グー」と眠りに付いた。
この後の写真は、同行の日本人が撮ったもの。
何と式は朝まで続いたそうな・・・。
途中で帰って良かった!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/91/aa375e8c6e917e36d8dab8005e402491.jpg)
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夜は更けていったようです。
私達はホテルのベッドでヌクヌクぐっすり。
とてもこんなの付き合っておれん。
勝手にやってくれ!
なお、近年は屋根の付いた結婚式場が出来ているらしい。
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夜になると大勢の人達が出てきて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/cd/9598212d323caec2b0f39a099f50badc.jpg)
やがてバス、タクシー等が用意され、我々もタクシーに乗った。
サッチンの親戚の人が気分良さそうに車の窓から「Are you comfortable?(ご機嫌かね?)」と聞いてきた。
気分が悪かったが「Yah」と答えておいた。
これで式場に行くのかな…と思ったのが大違い。
途中の大通りに出ると、車から降りて行進を始めた。
今度は楽隊と照明隊も一緒である。
リヤカーの上の発電機がドッドッドッと大きな音をたてて・・・。
歩道ではではなく、車道を練り歩いたので交通渋滞が起こるが、非難するドライバーはいない。
前後を見ると他にも結婚行列が道路を練り歩いていた。
他の行列では新郎は必ずしも白馬に乗っていなかった。
結婚式にどれだけお金を懸けるか・・・だね。
道路でのドンチャン騒ぎをご覧ください。
体力の無い私はもうヘトヘト・・・。
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「踊りませんか」と言われたが、もうその気にはなれない。
中々先に進まない行列に、しばし付いて歩いた後。
「ロケシ、あと何分で式場に着くんだ?」
「10分位です」
しばらくして「ロケシ、あと何分?」
「10分です」
「さっきも10分って言ったじゃないか。もう待てない車で連れて行ってくれ」
何と式場は500mくらい先であり、とても10分では着かない。
インド人の10分はかなりの時間という意味なのであろう。
“Marriage Garden” に着いてみたら、本当に“庭”だけで、建物は無かった。
当然だが屋根もある訳無い。
“庭”の中に丸いテーブルと椅子が置いてあるだけ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/a0/44587384c2538840ff930402af5a9c12.jpg)
「オイオイここで式をやるのか」
日本のような式場をイメージしていただけに驚きである。
外はグングン寒くなってきている。昼と夜の温度差が大きいのだ。
式場で行列が到着するのを、待った。
しかし式場は屋外で既に夜の10時近くで、外気は更に冷え込んで来ていた。
椅子に座って待つことしばし。
やっと行列が式場の入り口に到着したが、そこで踊りを続けて中に入っては来ない。
私も踊りの中に入ったが疲れてまた椅子に戻った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/cc/dc981f13688ef057f71f2a91beb6e334.jpg)
更に寒くなってきた。
セーターを持って来れば良かった。
かなりぐったりしてきて気分もすぐれない。
いつもなら寝ている時間なのだ。
私と妻が椅子でグッタリしている間に、サッチンは舞台に上がって、イヨイヨ結婚式が始まるのかな・・・.そうでもなかった。
また訳の分らない儀式をやっている。
トットと進めて終わりにして欲しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/af/8042f1d056e469898943eb24d263bf18.jpg)
ロケシが来て
「名野さん大丈夫ですか。フルーツを食べますか」
「疲れて気分が悪い。何も食べたくない。11時半にはホテルに帰りたい」
しばらくしてまたロケシが来てくれた。
「名野さん大丈夫ですか。11時半まで居られますか」
「イヤだめだ。11時で帰りたい」。
次にロケシが来た時には「もう帰らしてくれ。気持ちが悪い」
「分かりました。ホテルへ送っていきます」
「だけど、私は日本から来て、花嫁さんに会わずに帰る訳には行かないよ」
ロケシがネゴしてくれて、サッチンの従兄弟らしき人(実は花嫁さんの双子の弟)が「こちらにどうぞ」私と妻は式場の地下に案内された。
そこには2人の女性にはさまれて花嫁さんが座っていた。
3人共美人であり、気品に満ちていた。
いかにも良家のお嬢さんという感じであった。
「サッチンの友人で日本から来ました。よろしく」お互いに挨拶をした。
「写真を撮らせてください」先ず私が3人を、そして花嫁さんの写真を撮った。
次に花嫁さんの友人が、私達と花嫁さんの写真を撮ってくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/c9/d63a431f1035bebb33041ceddd77272b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/59/136a886f182e58aa1b273f7de0aebed1.jpg)
<ロケシ;インドの最高学府卒(日本で言う東大)勿論大学院>
ロケシはドライバーを呼んで、私達をホテルに送ってくれた。
何しろ昨夜から、あまり寝ていない。
ベッドに入ると、結婚式など忘れて「グー」と眠りに付いた。
この後の写真は、同行の日本人が撮ったもの。
何と式は朝まで続いたそうな・・・。
途中で帰って良かった!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/91/aa375e8c6e917e36d8dab8005e402491.jpg)
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夜は更けていったようです。
私達はホテルのベッドでヌクヌクぐっすり。
とてもこんなの付き合っておれん。
勝手にやってくれ!
なお、近年は屋根の付いた結婚式場が出来ているらしい。
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