日進市 強盗殺人容疑の少年 立ち会いで実況見分 2015.8.2. Sun.

2015-08-03 | 少年 社会

 中日新聞 2015年8月2日 22時42分
逮捕の少年立ち会いで実況見分 日進強殺
 愛知県日進市で無職川村典道さん(65)が殺害されてバッグが奪われた事件で、県警は2日、強盗殺人容疑で逮捕した高校3年の少年(17)を現場に立ち会わせて実況見分を行い、犯行の状況や逃走経路を詳しく調べた。面識のない川村さんを襲った動機などに関する供述は依然、不可解な点が多く、名古屋地検は刑事責任能力などを慎重に裏付ける必要があるとして、今週前半にも精神鑑定のため鑑定留置を実施する方針とみられる。

   

 実況見分では、少年が殺害現場近くのコンビニで川村さんを見かけて後をつけ、ナイフで刺殺したとされる状況を供述に基づき確認。殺害後についても血の付いた手を逃走中に洗ったり、奪ったショルダーバッグを捨てたりした経緯を調べた。県警は未成年であることに配慮し、少年を外部の目に触れさせないよう車両に乗せたまま実施した。
 捜査当局は、これまでの取り調べで少年の刑事責任能力に問題はないとみている。ただ、川村さんを襲った動機を「折り合いの悪かった祖父に似ていたから」と説明するなど、供述内容には不可解な点や変遷が目立つ。地検は当時の精神状況を見極めた上で、家裁送致する必要があると判断しているもようだ。
 鑑定留置になれば、少年は勾留が停止し、数カ月程度の精神鑑定を受ける。
 事件は7月12日夜に発生し、少年は同19日に逮捕された。捜査関係者によると、少年は「殺すつもりはなかった」と殺意を否認する一方、背後からいきなり川村さんを襲い、顔や首をナイフで執拗に切りつけていた。奪われた川村さんのバッグは、中身を入念に調べた形跡があるという。

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日進市 強盗殺人容疑の少年「家族のことでストレスがあり、祖父に似ていたので刺した」
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日進市 「強盗殺人容疑 17歳」の育ち方 週刊新潮 2015年7月30日号
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