「おそれいりますが、春に飽きて出家するのです」 (2021/11/12 中日春秋) 2021-11-12 | 仏教・・・ 中日春秋 2021年11月12日金曜日 僧侶でもあった作家の今東光は法名を春聴といった。出家を申し出たその女性の法名に、自らの一文字を授けようとしている。「春」であったが、女性は辞した。「おそれいりますが、春に飽きて出家するのです」。当時五十一歳だった作家、瀬戸内晴美である▼東光が三時間座禅を組んで、浮かんできた「寂」の文字に、「聴」のほうを添えて、心静かに世の中の声を聞く−そんな境地 . . . 本文を読む
五木寛之著『蓮如』…<2006年5月読了>と記しているが、内容に全く記憶がない。最近、このような現象が多い。〈来栖の独白 2020.4.25〉 2020-04-25 | 仏教・・・ 五木寛之著『蓮如』ー聖俗具有の人間像ー . . . 本文を読む
死にどころをきちんと決める。長生きすれば目出たかった時代は過ぎた。世を去る道こそ考えるとき。 2015-07-06 | 仏教・・・ 空海は五穀を断って成仏したといわれるんだけれど。それを僕は自然死といっています。自分を殺すのが自殺。自然に死ぬのが自然死。円空もそうです . . . 本文を読む
『親鸞』 作・五木寛之 / 画・山口 晃 「第一部~激動篇~完結篇」 エントリ 一覧 2014-07-08 | 仏教・・・ 『親鸞』、連載始まる 2008.9.1 ~ 連載をおえて 五木寛之 2014/7/8 Tue. . . . 本文を読む
『親鸞』 作・五木寛之 / 画・山口 晃 完結編 362 自然(じねん)に還る(6) 最終回 2104.7.6 Mon. 2014-07-07 | 仏教・・・ やがて昼過ぎに口をかすかに開いたまま息絶えた。自然な死だった。 . . . 本文を読む
『親鸞』完結編 自然に還る(4) 心の動きと関係なく、自然に涙がこぼれおちたのである。 2014-07-06 | 仏教・・・ 親鸞はその日、夕餉をとらなかった。翌日も、翌々日も、親鸞は床にふしたままだった。覚信がいくらすすめても、ほとんどものを口にしなかった。 . . . 本文を読む
『親鸞』完結編 ぼろ屑のような乞者、病者の群れ…長蛇の列を作って進んでくる/外道院金剛/名香房宗元/長次 2014-05-30 | 仏教・・・ 垢にまみれた女がいる。骨と皮のような男がいた。それだけではない。台にのせられた病者がいる。杖をつき手をひかれた老人もいる。木の箱車にのり、手でこいでいる脚の不自由な男がいる。 . . . 本文を読む
『親鸞』完結編~群集と争乱 竜大山遵念寺 「越後の姉上に文を送って…」「恵信に、知らせたのか」 2014-05-21 | 仏教・・・ 吉水の草庵から、六条河原の斬首の場面までが描かれております。安楽房遵西どのの物語でございますね . . . 本文を読む
五木寛之著『親鸞』 完結編~せまりくる足音(10) 朝廷も、鎌倉も、南都北嶺も… / [画・山口 晃] 2014-05-03 | 仏教・・・ 〈来栖の独白〉恵信尼と竜夫人との関係を<姉妹>と明記しているではないか . . . 本文を読む