ALS嘱託殺人 医は「生きたい」支えねば
中日新聞 社説 2024年3月13日 水曜日
生命軽視の姿勢は強い非難に値する-。判決は、命を救うべき医師が行った殺害行為を断罪した。
2019年、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者の依頼で薬物を投与、殺害したなどとして、嘱託殺人罪などに問われた医師大久保愉一被告に対し、京都地裁は懲役18年を言い渡した。
ALSは全身の筋肉が徐々に衰 . . . 本文を読む
父親殺害の元医師 2審も懲役13年2024/3/6 11:23
山本直樹被告(ツイッターから)
知人の医師らと共謀し、父親=当時(77)=を殺害したとして殺人罪に問われた元医師、山本直樹被告(46)の控訴審判決公判が6日、大阪高裁であり、長井秀典裁判長は懲役13年とした1審京都地裁判決を支持し、被告の控訴を棄却した。
弁護側は、知人の医師、大久保愉一(よしかず)被告(45)との . . . 本文を読む
強制不妊、施設入所の条件に 結婚の前提、他手術と偽り 旧優生保護法 調査概要を公表 2023/6/12(月) 21:04配信 旧優生保護法(1948~96年)下で障害者らに不妊手術が強制された問題を巡り、衆参両院の事務局は12日、立法経緯や被害実態に関する調査報告書原案を、両院の厚生労働委員長に提出し「概要」を公表した。福祉施設への入所や結婚の前提条件とされたり、他の手術と偽ったりした事例を確認。 . . . 本文を読む
行方不明の高齢男性 神奈川県警の警察犬が発見 投入後わずか13分 2頭を表彰へ2023/5/12 19:29
神奈川県逗子市で今月、散歩にでかけた73歳の男性が人通りの少ない道で脳出血で倒れ「行方不明」となり、県警が警察犬2頭を使った捜索で見つけ出して救命していたことが12日、逗子署への取材で分かった。自宅からにおいをたどり、警察犬投入からわずか13分で男性を発見した。夜間で気温が下がり、低 . . . 本文を読む
元医師の息子らと共謀し夫殺害 78歳女に懲役11年の判決 息子はALS患者への嘱託殺人でも起訴 2023/3/7(火) 19:53配信 元医師の息子らと共謀し、夫を殺害した女に、有罪判決です。 判決によりますと、山本淳子被告(78)は2011年、息子で元医師の直樹被告(45)らと共謀し、夫の靖さん(当時77歳)を、何らかの方法で殺害しました。 裁判の争点は、淳 . . . 本文を読む
久坂部羊さんの『寿命が尽きる2年前』(幻冬舎新書)と『人はどう死ぬのか』(講談社現代新書)
学芸万華鏡作家で医師の久坂部羊さんが説く「上手な死に方」 2023/2/23 08:00 横山 由紀子 産経WEST
くさかべ・よう 昭和30年、大阪府生まれ。大阪大学医学部卒業。麻酔科、外科の医師として勤務した後、外務省の医務官としてサウジアラビアなどに家族で赴任。同人誌「VI . . . 本文を読む
大 波 小 波
中日新聞 夕刊 2023.1.18 Wed.
人の死は誰のものか?
昨年9月、映画監督のジャン=リュック・ゴダールが91歳で亡くなった。スイスで合法的な幇助による自殺だ。ゴダールは、一般的に安楽死の条件とされる治癒不能な耐えがたい苦痛を訴えたわけではない。心身が衰弱したため、自分の意志の明晰なうちに自分の死に方を自分で決めたいという望みを実行に移したのだ。 翻って . . . 本文を読む
「断種と堕胎の恐るべき事実を後世に」。らい予防法廃止から25年の今日改めて考える、ハンセン病とは?
水上賢治 | 映画ライター4/1(木) 13:03
「凱歌」 坂口香津美監督 筆者撮影
「ハンセン病」について、どれだけのことを私たちは知っているのだろうか? いや、どれだけ正確なことを知らされているのだろうか? はたして、ハンセン病患者のみ . . . 本文を読む
蟹江誘客 鍵はミステリー
蟹江出身・小酒井不木の小説、町が映画に 堤幸彦さんも協力 中日新聞 2021年2月26日 金曜日 夕刊
小酒井不木の小説を原作とした短編映画「安死術」で、堤幸彦さん(左)が出演するシーン=愛知県蟹江町提供
愛知県蟹江町が町出身の小説家、小酒井不木(ふぼく)(1890〜1929年)のミステリー作品を短編映画にして、ユーチューブで公開している。 . . . 本文を読む