豊川幼児殺害 田辺(旧姓河瀬)雅樹受刑者 高裁決定に異議 2019.1.28

2019-01-29 | 後藤昌弘弁護士
〈来栖の独白〉再審の扉を開くことは、裁判官にとって出世を諦めることだ。請求を受け入れるということは、前任裁判官たち(の決定)を全否定すること。裁判所を否定することだ。そんな者が、上級の裁判所に居させてもらえるわけはない。官僚社会である。 . . . 本文を読む

豊川幼児殺害 田辺(旧姓河瀬)雅樹受刑者 再審請求へ 弁護団 2016.7月にも

2016-06-30 | 後藤昌弘弁護士
豊川殺害、再審請求へ 受刑者側弁護団、7月にも   中日新聞 2016/6/30 朝刊  愛知県豊川市で二〇〇二年、車から一歳十カ月の男児を連れ去り殺害したとして、殺人罪などで懲役十七年が確定した田辺(旧姓河瀬)雅樹受刑者(49)の弁護団が、来月にも名古屋高裁に再審請求することが分かった。今月、日本弁護士連合会が支援を決定したことを受け、方針を固めた。 事件を巡っては、直接証拠がないため自白の信用 . . . 本文を読む

JR西日本前社長無罪判決の皮肉/刑事事件で有罪とするには、具体的な事故の予見可能性が必要である

2012-01-29 | 後藤昌弘弁護士
皮肉な話だが、JR西日本のトップが安全を最優先に考え、管内の危険な場所を事前に見て回り、事故防止策の必要性を現場から聞いていれば、今回の裁判で有罪となった可能性はある。しかし、そうではなかったが故に無罪になったといえる。 / 遺族の悲しみと怒り。原因究明を求めたい気持ちは痛いほど分るが、それは刑事裁判本来の目的ではない。こうした起訴は、事故防止の面では逆の効果をもたらしかねないということを知っておく必要があるだろう。 . . . 本文を読む