冨田尚弥選手 控訴断念「これ以上たたかっても意味がない」 2015/6/4

2015-06-04 | 社会

2015.6.4 13:34更新
有罪判決の冨田選手が控訴断念を表明
 アジア大会でカメラを盗んだとして、韓国・仁川地裁が有罪判決を言い渡した競泳の冨田尚弥選手(26)が4日、名古屋市内のホテルで記者会見し、「これ以上たたかっても意味がない」と話し、控訴しない意向を示した。
 冨田選手は仁川アジア大会中の昨年9月、競泳会場で韓国メディア記者のカメラを盗んだとして略式起訴され、罰金を納付。その後、一転して無実を訴え正式裁判を申し立て、仁川地裁は5月に求刑通り罰金100万ウォン(約11万円)の有罪判決を言い渡した。
 選手村の冨田選手の部屋から被害品が見つかった。冨田選手は「見知らぬ人物にバッグに入れられた」と主張したが、仁川地裁は「監視カメラの映像に写っておらず、信じるのは困難」と退けた。
 ◎上記事の著作権は[産経新聞]に帰属します
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〈来栖の独白〉
 ひどい話。冨田選手の絶望感は分かる。「これ以上たたかっても意味がない」、真実が勝利する見込みはないが、悔しい。彼の国自体、酷い国だが、とりわけ司法は話にならない。人生を奪われてしまった。日本水泳連盟もひどい。
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競泳・冨田尚弥選手に有罪判決…カメラ盗んだ罪 韓国インチョン(仁川)地裁
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