「日本未来の党」が設立届け出/「生活の小沢代表は無役になると思う」~小沢氏は恬淡とした人

2012-11-28 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア

「日本未来の党」が設立届け出
NHK NEWS WEB 11月28日 18時14分
 滋賀県の嘉田知事が代表を務める「日本未来の党」は、28日午後、総務大臣宛に、「国民の生活が第一」などの国会議員らが参加する、新党の設立を届け出ました。
 届け出のあと、「日本未来の党」の飯田代表代行は、嘉田知事とみんなの党の渡辺代表との間でも、連携に向けた協議を行っていることを明らかにしました。
 「日本未来の党」の代表代行を務める飯田哲也氏は28日午後、東京都選挙管理委員会を訪れ、総務大臣宛に、新党の設立の届け出を行いました。
 新党は代表を滋賀県の嘉田知事が務め、「国民の生活が第一」の広野参議院議員会長や「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」の山田元農林水産大臣、それに、社民党に離党届を提出した阿部知子前衆議院議員など、8人の国会議員らが参加し、活動の拠点となる党本部は、東京に置くとしています。
 届け出のあと、飯田氏は、記者団に対し、「70人を超える参議院議員や前衆議院議員が合流することになり、衆議院選挙に向けて最初の1歩が踏み出せたと思う。民主、自民、公明、日本維新の会以外のすべての政党に連携を呼びかけており、みんなの党の渡辺代表と嘉田代表の間でも、いい方向で話が進んでいると聞いている」と述べました。
 そのうえで、飯田氏は新党の発足を受けて、嘉田知事が、来月2日に上京し、衆議院選挙の公約や公認候補者、それに党役員人事について発表することになるという見通しを示しました。
 また、飯田氏は「新党では、国民の生活が第一の小沢代表は無役になると思う」と述べました。
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〈来栖の独白〉
>「新党では、国民の生活が第一の小沢代表は無役になると思う」
 それで良い。地位に恋々する人ではない。恬淡とした人。一息つかせてあげてください。峻厳な人生。安田好弘さんも言っていたが「仲間がいるからやれた。支えてくれる人がいたから、できた」と。小沢さんの周りにも、そういう人たちがいた。幸いな人生といえる。
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嘉田知事 森幹事長代理と会談
NHK NEWS WEB 11月28日 21時15分
 新党「日本未来の党」の結成を表明した滋賀県の嘉田知事は、28日午後、滋賀県の知事公舎で、新党への合流を決めた国民の生活が第一の森幹事長代理と会談しました。

    

 この中で、嘉田知事と森幹事長代理は、来月の衆議院選挙を前に、選挙期間中の遊説の進め方などについて意見を交わしました。
 このあと、森氏は記者団に対して、「嘉田知事に決断していただいたことに感謝申し上げた。私たちの考えていた公約と一緒であり、嘉田知事が、子どもや女性に関わる政策に力を入れるということだったので、話は盛り上がった。知事は、すごくエネルギッシュで気さくな人だ」と述べました。
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未来の党「こんなに賛同者が集まるとは!どんどん手が挙がっている。結党を待たれていたということか」 2012-11-28 | 原発/政治 
「未来の党」脱原発が衆院選最大の対立軸~嘉田氏の背中を押した小沢氏/[生活]解党して合流 2012-11-27 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
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◆ 小沢・嘉田連合 脱原発で100人超え オリーブの木構想がいよいよ現実に 日刊ゲンダイ11/27 2012-11-27 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア 
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マンガ「国民の命と安全を守るために頑張るっちゅうことです」小沢一郎・ドイツ視察とネガキャン気味な報道 2012-10-27 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア

   

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独環境相と会談 小沢「原発ゼロ政策」/小沢嫌いのメディアはパフォーマンスと思っているが、小沢は本気だ 2012-10-18 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
ドイツ環境相と会談 小沢「原発ゼロ政策」の総仕上げ
 日刊ゲンダイ2012年10月18日 掲載
民主、自民にはできない
「日本は率先して脱原発に取り組むべきだ」――「国民の生活が第一」の小沢一郎代表がドイツで吠えた。アルトマイアー環境相とベルリンで会談。「風力や水力、地熱を活用すれば、ドイツ以上に代替エネルギーの確保が可能」と強調した。「10年後の脱原発」を掲げる小沢新党は、「看板政策」の総仕上げに取りかかっている。
 小沢新党は基本政策で「3つの緊急課題」を挙げている。第1の項目は「原発ゼロ」だ。「10年後をめどに全ての原発を廃止する」と主張している。
「3つの基本政策の順番を決める際に、党内は(1)反消費増税(2)地域主権(3)脱原発でまとまろうとしていた。それをひっくり返したのが、ほかならぬ小沢です。『原発は国民の命の問題に関わる』と指摘。イの一番に掲げることになったのです」(新党関係者)
 小沢は自民党時代に、過渡的エネルギーとしての原発を認めている。それだけに後悔の念は強い。与党の政治家だった者として、原発事故に対する責任を感じているし、代替エネルギーへの思い入れも強い。「脱原発」は生半可な気持ちではないのだ。
 国民の声にも耳を傾けている。政府が実施した討論型世論調査は圧倒的多数が「2030年に原発0%」を支持した。官邸デモも続いている。それなのに民主党は、米国や役人に押し戻され、脱原発の閣議決定すらできなかった。財界ベッタリの自民党は、もともと原発推進だ。少数政党を除けば、本気で原発を止めようとしているのは、小沢新党ぐらいである。
 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「小沢さんは訪独で原発ゼロ政策の総仕上げに取りかかったのです。ドイツでは、政治が『2022年に原発を止める』と決めた。経済界の反対も押し切っている。政治が決断すれば、やれるのです。日本も例外ではありません。自分の目で先を行くドイツの現状を確認し、着々と理論武装を進めていくことが、脱原発の実現に必要だと考えているのです。加えて、政治家としての勘も働いている。次の選挙は原発が大きなテーマになる可能性が大きい。進めるのか、止めるのか、各政党は有権者から二者択一を迫られるのです。こうなると、民主党も自民党もグズグズとなる。小沢さんにとって脱原発は、戦略的にも大きな意味を持っているのです」
 小沢嫌いのメディアは訪独を軽く捉えている。単なるパフォーマンスぐらいに思っているようだが、小沢は本気だ。国民と一緒に原発を止めるつもりだし、剛腕に期待する国民は増えていく。
 第三極のキーマンは、やはり小沢である。 *強調(太字・着色)、リンクは来栖
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『小沢一郎 語り尽くす』TPP/消費税/裁判/マスコミ/原発/普天間/尖閣/官僚/後を託すような政治家は 2011-11-20 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
 小沢一郎 すべてを語る TPP、消費税、政治とカネ、原発… 聞き手;鳥越俊太郎(サンデー毎日2011/11/27号)
 (前段略)
*原発は過渡的…反省してます
鳥越:ところで、今回の震災については?
小沢:原発事故は深刻ですね。1970年代、僕が科学技術政務次官だった頃に原発が始まりましたが、過渡的なエネルギーとしては仕方がないと最初から主張していた。新エネルギーを見いださないといけないという思いは、ずっと持っていました。今も原子力の結論は出ていないんですよ。高レベル廃棄物の処理はどこの国もできていない。一局レベルは、どこも受け入れないでしょ?
鳥越:将来的には原発をなくしていく方向でしょうか。
小沢:最終処理が見いだせない限り(原発は)ダメ。新エネルギーを見いだしていくほうがいい。ドイツには石炭などの資源がありますが、日本はない。ですからドイツのように10年で原発を止めるわけにはいかないかもしれないが、新エネルギー開発に日本人の知恵とカネをつぎ込めば十分可能性はあります。思えば、過渡的エネルギーだと分かっていながら原発に頼りすぎました。「もう少し強く主張しておけば良かった」という反省はあります。
鳥越:日本人のモノ作りの伝統からいうと、新エネルギーをつくり出すことについて僕は悲観的ではありません。太陽光発電や風力発電、水素エネルギーなどいろいろあります。それにしても(福島第1原発を)廃炉にするだけでも、時間もカネもかかりますね。
小沢:残り滓をどうするかが一番の問題です。使用済み核燃料棒をどうやって取り出すのか、取り出したものをどこに置くのか。できないことを言っても仕方がない。何十兆円かかろうが、何とか封じ込める策を講じないと日本の将来はありません。「冷温停止」と言いますが、爆発しないようにするだけで汚染はどんどん進むし、未来永劫、水をかけっ放しになっちやいます。これを解決しないと日本はダメでしょうね。
鳥越:東京電力だけでなく、国、政治の責任でもある
小沢:東電を矢面に立て、国が後ろから支援する今のシステムはダメだど思います。国が前面に立ち、その下に東電や原子炉メーカーなどを付け、全力でやるようにしないと。原発の封じ込めは東竺電だけではできません。
鳥越:今、どうしても言いたいことは何でしょう。
小沢:やはり原発問題。これを抱えていたのでは日本の未来はない。どんなにカネがかかっても衆知を集めて封じ込めないといけない。これが第一。それから役所中心の日本の仕組みを改める。そのためには、みんなが民主主義を正確に理解しないとね。個人の自立と民主主義。これがないと、いくらテクニカルな話をしてもダメ。日本に民主主義が定着するかどうか、今が胸突き八丁、境目だ。
鳥越:「官から民へ」と言いますが、官僚は同じ場所で勉強して政策に通じ、優秀です。民主党の若手議員は負けていますね。
小沢:官僚と闘うレベルを間違えているんです。もっと高い次元の理念・見識で闘わないといけない。細かいことは、専門家である官僚のほうが知っているに決まっています。「この理念に基づいて社会をつくりたい。だから協力しろ」と筋道の通った議論がなされれば官僚は抵抗できません。

       

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