死刑執行への立ち会い要望=法務省に地下鉄サリン遺族
時事通信社 2017年3月14日 19時42分 (2017年3月14日 23時57分 更新)
1995年3月に起きたオウム真理教による地下鉄サリン事件で夫を亡くした高橋シズヱさん(70)が14日、元代表松本智津夫死刑囚(62)ら教団元幹部10人の死刑囚について、執行への立ち会いや面会を求める要望書を法務省に提出した。
記者会見した高橋さんは「裁判にずっと協力してきたのに、死刑に関しては執行のニュースを聞くだけというのは納得できない」と述べ、死刑に関する情報が、遺族や被害者に通知されない現状を改善するよう求めた。
◎上記事は[excite. ]からの転載・引用です
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サリン事件被害者遺族 国に要望
NHK NEWS WEB 2017/03月14日 18時52分
地下鉄サリン事件からまもなく22年になるのを前に、被害者や遺族が公安調査庁を訪れ、オウム真理教から名前を変えた「アレフ」など2つの団体に対する監視や規制の継続などを要望しました。
平成7年に13人が死亡し、およそ6300人が被害を受けた地下鉄サリン事件で、被害者の会の代表を務めている高橋シズヱさんや弁護士など4人は、公安調査庁を訪れ、中川清明長官に要望書を手渡しました。
要望書では、オウム真理教から名前を変えた「アレフ」と教団から分裂した「ひかりの輪」に団体規制法に基づいて活動報告などを義務づける観察処分が来年1月に期限を迎えることから、今後も更新の手続きを取るよう求めています。
公安調査庁によりますと、2つの団体は大規模なセミナーの開催など活発に活動を続けているということで、中川長官は「更新に向けて万全の準備をしていきたい」と話していました。
高橋さんたちは法務省も訪れ、事件に関わった死刑囚の今の状況を被害者や遺族に知らせるべきだとして、面会の機会を設けることや刑の執行に立ち会うことなどを求めました。
会見を開いた高橋さんは、2つの団体の活動状況について、「私たちは直接知ることができないので、不安と危惧を抱いています。情報の提供や取り締まりの徹底を続けてほしい」と訴えました。
◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です
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〈来栖の独白〉
>面会の機会を設けることや刑の執行に立ち会うことなどを求めました。
私には、理解できない。死刑制度は遺族がどうしてもと望むなら致し方ないと思うが、それでもその制度に私が迷うのは、執行する(手を下す)刑務官の胸中を慮る故である。いくらボタン式の執行方法とはいえ、白昼人を殺すことが苦しくない筈はないだろう。なのに、上記遺族は、刑の執行に立ち会いたい、などと云う。
加害者の死を望んでいても、(遺族が)自ら手を下すのは苦痛を伴うであろうからと、国が(遺族に)代わって(死刑制度という名の下に刑務官に命じて)「殺して」やっているのではないのか。それを「刑の執行に立ち会」いたいなどと云う。
理解できないことは、多い。
* 「死刑執行、教祖から」と江川紹子氏は云うが・・・/【63年法務省矯正局長通達】に見る行刑の苦難
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