山口 周南 5人殺害・放火事件 保見光成被告 第9回公判 2015.7.8 遺族が極刑求める

2015-07-08 | 死刑/重刑/生命犯

被害者遺族 死刑求める訴え
 NHK NEWS WEB 山口放送局 07月08日 20時42分
 周南市で男女5人を殺害したなどとして殺人と放火の罪に問われている保見光成被告の裁判員裁判で、被害者の遺族あわせて7人が出廷し、「命をもって亡くなった人や遺族に報いるしかない」などと死刑を求める訴えが相次ぎました。
  保見光成被告(65)はおととし7月、周南市の山あいの集落でみずから作った木の棒で近所の男女5人の頭などを殴って殺害し住宅2棟を全焼させたとして、殺人と放火の罪に問われています。
  山口地方裁判所で開かれている裁判では、被害者の遺族あわせて7人が出廷しました。
 このうち石村文人さんの息子は「遺体を見たときあまりの残忍さに驚いた。殺されたことに家族の誰も納得できず、寂しさが残っている」と心の内を明かしました。
 そのうえで、「父が生き返ることがあるのであれば、犯人の命と引き換えにしてほしい」と訴えました。
 また貞森喜代子さんの息子は、「被告は遺族に対して謝罪する気持ちもないし、罪を振り返る気持ちもない。命をもって亡くなった人や遺族に報いるしかないと思います」と話しました。
  法廷で傍聴している人の中にはハンカチで涙をぬぐったり鼻をすすったりする人もいました。
 また、保見被告は表情を変えることなく遺族の話を聞いていました。
  裁判は10日、検察による論告求刑が行われます。
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周南金峰連続殺人事件の裁判で遺族が極刑求める
 日テレNEWS 24[ 7/8 19:55 山口放送]
 おととし7月、周南市金峰で発生した連続殺人事件の裁判員裁判は8日、9回目の公判が開かれ、出廷した被害者の遺族が保見光成被告への極刑を求めた。
 証拠の整理は全て終了し、10日、検察側の論告求刑と弁護側の最終弁論を経て裁判は結審する。
 8日は9回目の公判が開かれ、亡くなった被害者5人の遺族が証言台に立った。
 そして「最後まで穏やかな生活をさせてあげたかった。」、「何でこんなことになってしまうのか、誰も納得できない」など、家族を失った悲しみや苦しみを訴えた。
 5人の遺族の訴えに対し、保見被告は目を閉じたり、時折見開いて、発言者の方向を見つめたりしながら静かに耳を傾けていた。
 この内、裁判を傍聴し、法廷での被告の言動を見てきた貞森喜代子さんの息子は、「真摯に罪に向き合い、真摯に語ってくれるのであれば、自分の中で整理がつき、前へ進めると思っていたが、全然そのような態度は見られず、死刑以外を求める気持ちはない」と強い口調で訴えた。
 また被害者参加人の意見陳述では河村聡子さんの長女が、「裁縫や歌が得意な自慢の母だった。母を殺された私達は心のバランスをどう保てばいいか。死を持って償ってもらいたいと思う」と涙ながらに語った。
 一方、弁護側は公判の中で、「絞首刑は残虐な刑罰を禁じる憲法に反する」として、その違憲性についてDVDの映像を使って訴えた。
 第9回公判で証拠調べはすべて終わり、10日、検察側の論告求刑と弁護側の最終弁論を経て、この事件の裁判員裁判は結審する。
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山口 周南 5人殺害・放火事件 保見光成被告 第8回公判 2015/7/7 医師に対する証人尋問
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