再審無罪の青木惠子さんの控訴棄却 自動車メーカーの責任問う裁判で大阪高裁 2020/10/16

2020-10-17 | 死刑/重刑/生命犯

再審無罪の女性の控訴棄却 自動車メーカーの責任問う裁判で大阪高裁
 2020/10/17(土) 7:00配信 MBSニュース
 放火殺人事件で無期懲役の判決を受けたものの、裁判のやり直しで無罪となった女性が「火災は車からガソリンが漏れて起きた」としてメーカーを訴えた控訴審で、大阪高裁は控訴を棄却しました。
 訴えを起こしている青木惠子さん(56)は、25年前、大阪市東住吉区で自宅に放火し長女(当時11)を殺害したなどとして、無期懲役の刑で服役しましたが、やり直しの裁判で、軽ワゴン車からガソリンが漏れて風呂釜の種火に引火し自然発火した可能性が認められ、無罪が確定しました。
 青木さんは「ガソリン漏れ対策を怠っていたため火災が起きた」として、本田技研工業に約5200万円の損害賠償を求めていました。
 10月16日に行われた控訴審で、大阪高裁は「賠償を請求できる期間が過ぎている」として、車の欠陥の有無を判断しないまま一審の地裁判決を支持し、控訴を棄却しました。
(原告 青木惠子さん)
 「再審でまともな裁判官にあたって無罪になれたのに、『20年過ぎている』と片づけていいの?って。そこがそもそも間違っている。」
 青木さんは判決を不服として上告する方針です。
 MBSニュース  最終更新:10/17(土) 12:58 MBSニュース

 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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