イスラエル首相派、過半数割れ やり直し総選挙、続投に意欲
東京新聞 2019年9月18日 20時26分
【エルサレム共同】イスラエル史上初となった国会(定数120)やり直し総選挙で、18日の選挙管理委員会発表(開票率約90%)によると、ネタニヤフ首相の右派「リクード」など右派・宗教系勢力は55議席で過半数を割った。ガンツ元軍参謀総長の中道政党連合「青と白」など中道・左派勢力も43議席にとどまった。ネタニヤフ氏は続投に意欲を表明、連立協議が焦点となった。難航は必至で長期化の可能性もある。
緊張が高まるイランへの強硬姿勢や米国との緊密な結び付きは不動だが、トランプ米政権が近く公表を予定している新たな中東和平案への対応は、次期政権の枠組みに左右されそうだ。
右派「リクード」本部に到着したイスラエルのネタニヤフ首相=18日、テルアビブ(ロイター=共同)
◎上記事は[東京新聞]からの転載・引用です
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* ネタニヤフ首相 続投へ危機感 イスラエル 2019/9/17 やり直し総選挙