光市母子殺害事件 差し戻し審第2回公判(2007/6/26) 被告人が殺意を否認

2007-06-26 | 光市母子殺害事件

6月26日16時44分配信 読売新聞
 1999年4月、山口県光市で会社員本村洋さん(31)の妻の弥生さん(当時23歳)と長女の夕夏ちゃん(同11か月)が殺害された事件で、殺人や強姦致死などの罪に問われた元会社員(26)の差し戻し控訴審の第2回公判が26日、広島高裁(楢崎康英裁判長)であり、被告人質問が始まった。
 元会社員は弥生さん殺害について「危害を加えるつもりはなかった」などと述べ、1、2審で認めた殺意や乱暴の目的を全面的に否認した。
 昨年6月、最高裁は「特に考慮すべき事情がない限り、死刑を選択するほかない」として、2審の無期懲役判決を破棄、審理を差し戻した。犯行当時、18歳1か月だった元会社員に対する死刑適用の是非が最大の争点で、殺意や乱暴目的の有無のほか、犯行状況についても弁護側は争う姿勢を見せている。
 最終更新:6月26日16時44分


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