「生還したい」と林真須美死刑囚 毒物カレー事件22年で集会
2020年7月10日 21時7分 共同通信
1998年7月に起きた和歌山毒物カレー事件が25日で22年となるのを前に大阪市で10日、再審請求中の林真須美死刑囚(58)の支援者集会が開かれ、「一日も早く再審無罪を勝ち取りたい。わが子の元へ一日も早く生還したい」との林死刑囚のメッセージが代読された。
集会には約40人が参加。弁護団は、重要証拠とされたヒ素について当時の鑑定方法に問題があったとし「鑑定人の証言は次々変わり整合性が取れない。虚偽の鑑定を野放しにしてはいけない」と訴えた。
事件では和歌山市園部の夏祭り会場でカレーを食べた4人が死亡。63人がヒ素中毒になった。2009年に死刑が確定した。
共同通信
◎上記事は[livedoor NEWS]からの転載・引用です
* 和歌山カレー事件が題材 帚木蓬生著『悲素』 ヒ素という秘毒を盛る「嗜癖の魔力」 毒は人に全能感を与え、その〈嗜癖〉性こそが問題