【秋葉原無差別殺傷事件 第4回公判】2010.3.9 証人尋問 -上-からの続き
【秋葉原無差別殺傷事件 第4回公判】2010.3.9(後半)
産経ニュース2010.3.9
裁判長「では、審理を再開します。Hさんとお呼びしている方の、調書の同意部分についての調べを行います。では、検察官、どうぞ」《Hさんは、現場の交差点で背中を刺され、下半身まひなどの障害が残っている》
検察官「では、甲第40号証、Hさんの供述の同意部分を朗読いたします」
検察官「私は平成20年6月8日午後0時30分過ぎごろ、東京都千代田区内の秋葉原駅近くの交差点で、いきなり背中を刺され、殺されかけました…」
「私は自動車部品などの金属の硬度を測定する機械に関する仕事をしています。一方で、無線やDVDが趣味で、休日には、無線機器やDVDの店が数多くある、秋葉原を見て回っていました」
「6月8日は日曜日で仕事が休みだったので、自家用車で自宅を出て、秋葉原へ向かいました。その日は面白そうなDVDを探そうと思っていました。黄色の無地のTシャツと紺のジーパンを着ていました」
検察官「11時40分ごろ、駅東口近くのトイレに行き、中央通りに向かいました。中央通りは0時(正午)から歩行者天国になります。私は中央通りが歩行者天国になる瞬間を見るのが好きで、0時には中央通りに行くようにしていました」
「私は中央通りを北に向け、ぶらぶら歩きました。末広町交差点でUターンして南へ歩き、路地を入ったところにあるDVD店で、探していたテレビ番組の中古DVDを見つけ、買いました。しかし、他に探していたDVDが見つけられなかったので、新品のDVDを買うため、万世橋交差点の石丸電気に向かいました」
検察官「交差点が青になったので渡りました。その時、南の方から、紺色のハイエースが、交差点に入ろうとしていたのを覚えています」《検察官はここまで読み上げると、「以下、不同意部分なので省略します」と告げた。被害に遭った直後の状況から再開された》
検察官「…いつの間にか、地面にうつぶせになっていたのを覚えています。自分でうつぶせになったのか、人にしてもらったのかは分かりません。意識ははっきりしており、買ったDVDに血がつかないよう、袋を持ち上げていたのを覚えています」
検察官「(検察官が示した)カラーコピーの写しに丸印を付けたのが、倒れている私です。自宅を出るときと同じ黄色いTシャツとジーパンなので、すぐに分かりました」
「このように私が倒れていると、周りには人だかりができていました。見知らぬ男性が傍らにいました。1人は背中から流れる血を押さえてくれ、1人は脈を診てくれました。ソフマップの店員らしき人が、紙袋をくれ、DVDを入れるように言い、傷口を押さえてくれていました」
「他にも『救急車がくるから』といってくれたり、『傷を押さえて』とTシャツをくれる人もいました。見ず知らずの人が力を貸してくれ、本当にありがたく思いました。救急車が来るまでは、途方もなく長く感じました」
「何が起こっているのかは分かりませんでした。意識はしっかりしていたし、結果的に、神経が切れていたので、痛みもなく、会社や家族に迷惑をかける、と考えていました」
検察官「目が覚めると、医師から『脊髄(せきずい)が切れているので、一生車いす生活です』と言われました。私は、麻酔から覚めた直後、右足をわずかながら動かせたので、『本当かよ?』と、信じることができませんでした。下半身の感覚はありませんでしたが、一生車いす生活という絶望感より、『勝手に決めつけるなよ』という気持ちでした。リハビリでよくなると思いました」
「不安もありました。しかし、自分が信じないと良くならない、リハビリすれば必ずよくなるとだけ、考えました」
検察官「下半身のうち、感覚が戻った部分はありますが、多くの部分は戻りません。足首が動きません。力が入らないので、排尿や排便も自力でできません」
「とても不便だし、悔しいです。しかし、悔しがっても仕方ないので、がんばって必ず元に戻そうと思います」
検察官「(犯人の行動は)自分勝手で自己中心的で腹が立って許せません。とりあえず、仕事があって家があって、それなりの生活ができて、明日食べるのに困るようなことはなかったのに、どうして自分だけ不遇だと思ったのか」
「私は今も下半身がまひしています。犯人に殺された方を思うと、命を奪われなくてよかったと思います。当たり前なのに、生きていてよかったと思います」
「なるべくプラス思考でいこうと思っています。犯人を憎んで、私が嘆けば体が回復するのなら、私は憎み、嘆きます。しかし…」
検察官「私はもし、(身体が)良くなったとしても犯人がいるような世の中では、一生気持ちが安らぐことはありません」
「私が何も言わなくても犯人はもちろん死刑になると思います。ならないとおかしいと思います。そうでなければ、同じような事件が起き、私のような目に遭う人が増えるだけです」
裁判長「それでは、引き続いて証人尋問を行います。入廷の準備をお願いします。被告は(座っている)位置をずらして…」
《法廷に入るHさんが傍聴席から見えないよう、遮蔽措置の準備をうながす村山浩昭裁判長。着席する位置を少しずらすよう促すと、加藤被告はうなずきながら立ち上がり、座る位置をずらした》
裁判長「椅子(いす)におかけください。それでは証人に少しお尋ねすることになりました。まず宣誓の文を読み上げてください」
証人「はい。良心に従って真実を述べ…」
裁判長「この裁判では、あなたを『Hさん』とお呼びしております。身体の関係など、不都合なことがあればいつでもおっしゃってください。それでは…」
検察官「よくお越しくださいました。今日はどのように裁判所にいらしたのですか」
証人「電車に乗るのが無理なので。検察の方に車で連れてきてもらいました」
検察官「電車では、どのような不都合があるのですか」
証人「身体が不自由なので、満員電車に乗ることはできません。また、常にオムツをしているので、蒸れたり、においを気にすると、乗ることができません」
検察官「先ほど入廷されるところを見ていると、足を引きずって、つえを使っていらっしゃるようでしたが。お体は…」
証人「下半身、左足なのですが、足首が動きません。歩くときダランとなってしまうので装具をつける必要があります。触ったときの感覚はなく、しびれた状態です。また右足のひざから下、お尻全体、前の方にもしびれがあります」
検察官「それは、事件で負ったけがが原因ですか」
証人「そうです」
検察官「長時間座ると、辛いですか」
証人「何かに集中していると紛れることもあるのですが…。急にしびれが来たりすることがあります」
検察官「左足の方がよくないのですか」
証人「脊髄(せきずい)の一部が切れて。左足首が動かず、感覚がありません」
検察官「右足も良くないのですか」
証人「右足も最近骨折して入院していました」
検察官「骨折したのはなぜですか」
証人「昨年末、自宅で足が引っかかってしまいました。足の付け根、腰の所を骨折しました」
検察官「昨年末は車いすを使っていましたか」
証人「使っていません。いわゆるT字のつえを使っていました」
検察官「つえがないと、歩行は辛いですか」
証人「外出するときに辛いです」
検察官「事件当日のことを聞いていきたいと思います。目撃の状況と被害の状況についてです。事件を見た状況は覚えていますか」
証人「はい。覚えています」
検察官「あなたは現場の交差点を横断していましたね」
証人「はい」
検察官「中央通りはすでに歩行者天国になっていましたか」
証人「はい。なっていました…」
検察官「現場の交差点を横断した後、何がありましたか」
証人「大きな音が後方でしました」
検察官「どんな音でしたか」
証人「うーん…大きな石をたたきつけたような…そういうことはしたことはないんですが。石がコンクリートにたたきつけられたような」
検察官「鈍い音?」
証人「はい。ものすごい大きなごつい音です」
《続いて法廷左右に配置された大型モニターに現場の交差点周辺の地図が映し出される。》
検察官「(地図を)一目見て、場所が分かりますか」
証人「はい」
検察官「あなたが言った大きな音はどこで聞こえましたか。A1という感じで丸で囲んでください」
証人「この辺です」
検察官「中央通り沿いの現場の南側ですね? 後ろの方で音が聞こえて振り返ったんですね?」
証人「はい。振り返って見ました」
検察官「何を見ましたか」
証人「トラックが横切るのを見ました」
検察官「ほかには何を見ましたか」
証人「人がトラックにぶつかり、たたきつけられるのと巻き込まれるのを見ました」
検察官「それは別々の人ですか」
証人「だと思います」
検察官「何人見ましたか」
証人「2人だと思います」
検察官「トラックがはねた位置を書いてください」
証人「右の方にソフマップの方に車が動いていきました」
検察官「右から左ですか」
証人「左から右ですね」
検察官「倒れていた人の位置は書けますか」
証人「トラック1の位置でぶつかりましたが、その後の位置は…」
検察官「今おっしゃった様子を見てどう思いましたか」
証人「普通の事故ではないなと思いました」
検察官「どういうところからそう思ったのですか」
証人「普通の信号無視ならブレーキを踏むと思いますが、踏んでいるようには見えなかったので。あと、前輪が浮いているように見えました」
検察官「なぜ浮いていると思いましたか」
証人「人を巻き込みながら宙に浮いているのかなと思いました」
検察官「巻き込まれた人はどうなると思いましたか」
証人「ただじゃすまないだろうな、と思いました」
検察官「その後はどうしましたか」
証人「トラックが左から右に抜けていくのを見て交差点に近づきました」
検察官「トラックがどこに止まったのかは見ましたか」
証人「マクドナルドの近くにトラックが止まったのを見ました」
検察官「トラックが止まった位置を書いてください」
検察官「続いて被害にあったときのことをお聞きします。刃物で刺された記憶はありますか」
証人「ないです」
検察官「事件後に記憶がなくなったということですか」
証人「いや、最初からないです」
検察官「どんなことを覚えていますか」
証人「倒れている人の所に向かう記憶と、怪しげな男の顔を見た記憶です」
検察官「分かりました。怪しげな男はどの辺に?」
証人「私の斜め後ろにいました」
検察官「どのくらい(怪しげな男と)離れていましたか」
証人「多分1メートルくらいです」
検察官「その男で覚えていることは何かありますか」
証人「メガネをかけていました」
検察官「正面から見ましたか」
証人「横から見ました」
検察官「その男が何かを持っていたのは見えましたか」
証人「見えないです」
検察官「その後の記憶は?」
証人「その男を見た後は…空を見ていました」
検察官「あおむけに倒れていた?」
証人「はい」
検察官「そのとき何を思いましたか。何で空を見ているのかとか…」
証人「はい。そう思いました」
検察官「その後は、自力でうつぶせになろうと?」
証人「空を見ていたときに、腰に違和感があり、右手を背に回すと血が付いていました」
検察官「なぜ右手を背にやったんですか」
証人「いや、何か違和感があって」
検察官「それ(手に付いた血)を見てどう思いました」
証人「瞬間的に刺されたんだなと。周りを見ても状況がつかめなかったです。下半身がピリピリして全然動かないと感じました。そのときは(けがの状態が)大変なことだとは思わなかったです」
検察官「ほかに何か覚えていますか」
証人「何人かが助けてくれたのを覚えています」
検察官「助けてくれた人を覚えていますか」
証人「何人かが助けてくれました。(現場近くの家電量販店)ソフマップの店員のメガネの方と、買ったばかりの白いTシャツを使ってくれと言ってくれた人と、後でテレビを見て分かったんですが、四国の病院関係者の救護に当たっていた人を覚えています」
検察官「その人たちにはどう思いますか」
証人「感謝というか、うれしく思っています」
検察官「あなたが倒れていた位置はどこですか」
証人「中央通りの中央付近です」
検察官「怪しい男はどこにいましたか」
証人「覚えていません。記憶が断片的で、トラックが止まってから10秒たたないうちに自分が倒れていたような記憶もあります…」
検察官「当日はどういう服装でしたか」
証人「オレンジのTシャツでしたが、色あせていて黄色っぽくなっていました。下は青いジーパンに茶色っぽい靴でした」
検察官「写真を見ても(精神的に)大丈夫ですか」
証人「大丈夫です」
《本人の確認を取った上で、検察側はHさんが写っている当時の被害現場のものとみられる写真をモニターに示し、質問を始めた。》
検察官「自分が写っているのが分かりますか」
証人「分かります」
検察官「間違いないですか」
証人「はい、間違いありません」
検察官「当日、病院に搬送されて手術を受けましたね?」
証人「はい」
検察官「医師からは『一生、車いす生活になるかもしれない』と言われましたか」
証人「言われました。『覚悟してください』と…」
検察官「どう思いましたか」
証人「ショックでした」
検察官「病院に運ばれてから、傷の痛みはどうでしたか」
証人「刺された場所がかなりの痛さでした。麻酔は打ちましたが痛かったです。刺されたときは感覚がなかったのですが、傷を縫う手術のときは本当に痛かったです」
検察官「病院では立ったり歩いたりすることはできましたか」
証人「1~2週間は寝たきりで、それから立つ練習が始まり、その後、平行棒を使った歩行練習をしました。その場で立てるレベル止まりでした」
検察官「その後、リハビリ病院に転院しましたね」
証人「はい」
検察官「転院したときは車いすでしたか」
証人「はい」
検察官「リハビリ病院ではどんなことをしましたか」
証人「歩行練習と筋力トレーニングを毎日していました」
検察官「どんな気持ちでしたか」
証人「とにかく当初、自力で歩けるようになると聞いていたので、がんばりました」
検察官「そのとき苦しかったことは、どんなことがありましたか」
証人「病院から配慮はありましたが、周囲から(秋葉原無差別殺傷事件の)被害者と思われるのが嫌でした」
検察官「退院時は車いすでしたか」
証人「使っていません。つえなどは使っていました」
検察官「仕事に復帰したのはいつでしたか」
証人「退院してすぐです」
検察官「どう思いましたか」
証人「会社に迷惑をかけたと考えていましたし、仕事が忙しかったので、少しでも早く復帰して役に立てればと思いました」
検察官「今もその会社で働いているのですか」
証人「はい」
検察官「会社の人たちからは、どのように言われましたか」
証人「『戻ってきてくれてありがとう』と言われました。少しは頼りにされているのかなと思いました」
検察官「事件前後では何が変わりましたか」
証人「体が不自由なので、できないことが多くなりました。頭では思っても、その通りに動くことができず、やきもきすることがあります。例えば物を運ぶときとか、階段を上がるときとか…」
検察官「何気なくしていたことができなくなったということですか」
証人「はい」
検察官「トイレに行くときとかも大変になりましたか」
証人「そうですね。おしっこも大(便)の方も、もよおすという感覚がありません。おしっこは時間を見て管を入れて出しています。大もおむつをしていますが、時間を見て(便を)自分でかき出しています」
検察官「誰かにやってもらっているのではなく、自分でやっているのですか」
証人「もちろんそうです」
《今でも大変な苦労をしていることが十分に読み取れる話だが、Hさんは声色が変わることもなく淡々と語る》
検察官「被告から手紙がきましたか」
証人「はい」
検察官「読みましたか」
証人「読んでいません」
検察官「なぜですか」
証人「封を開けましたが、枚数が多かったのと、そのときは体のしびれが大きかったので…。それと弁護士から書かされている感じもしたし、内容を見ていないので何とも言えませんが、言い訳しか書いていないと思いました。裁判での印象をよくするために手紙を書いたのかなと…」
検察官「読む気にはなれないというということですか」
証人「そのうち読むと思いますが、まだ読むときではないと思います」
検察官「裁判で証言することについて、不安やストレスに感じたことはありますか」
証人「体が不自由なので、トイレが心配です。また、同じ姿勢を続けていることができないので、それも心配です」
検察官「犯人に対してでも、だれに対してでも、何かおっしゃっておきたいことがあればご自由にどうぞ」
証人「特に今は整理がつかないですけど…。これだけの人が死んだのは事実ですし、死刑になると思っています。ですが、ただ死刑になるのではなく、被害者に対し、どうしたらいいかよく犯人に考えてほしい。自分もほかの方も、もうどうやったって元には戻れない…。何もできないのが事実だと思いますが…。亡くなった方が無念でなりません」
検察官「証言にあった怪しげな男は交差点の中にいたということですか」
証人「私の位置がよく分からなくて…。交差点の中というより外だったかと思います」
検察官「怪しげな男はあなたの1メートル以内にいましたか」
証人「そうです」
検察官「記憶が抜けている部分があるようですが、それは事件による手術や精神的なものの影響ですか」
証人「うつぶせになったときはすでにその記憶だったので、手術のせいではないと思います」
検察官「では、事件の恐怖感のせいということはありますか」
証人「そうかもしれません」
《検察官の尋問が終了。続けて弁護人の尋問が始まる》
弁護人「あなたが見たという紺色のハイエースの止まっていた位置を教えてください」
証人「歩行者天国から出ようとしているようでした」
弁護人「南側から東側に行こうとしていたということですね」
証人「はい。まだ交差点の信号が赤の時、(東側へ)右ウインカーを出していましたから」
弁護人「ハイエースは何をしていると思いましたか」
証人「歩行者天国の外に出ようと待っていた、出ようとしていたと思います」
弁護人「交差点を渡ったときに周囲にどのくらいの人がいましたか」
弁護人「トラックの側の信号は何色でしたか」
証人「赤でした」
弁護人「それはなぜ分かったのですか」
証人「歩行者側が青だったので、信号が故障してなければ赤です」
弁護人「トラック方向にはどのくらいの人がいましたか」
証人「何人か見えました。巻き込まれた人が」
弁護人「周りの人はどのくらいいましたか」
証人「周りの人についてはあまり記憶がないのですが、ハイエースが止まっていたのは分かります」
弁護人「あなたはその後どうしましたか」
証人「倒れている人の方に向かおうとしました」
弁護人「倒れていた人はどんな服を着ていましたか」
証人「覚えていません」
弁護人「トラックのスピードはどのくらいでしたか」
証人「何キロなのかは分からないですが、あの感じだとアクセルを踏みっぱなしだと思います」
弁護人「怪しげな男を見たことについて確認したい。だれかが『危ない』とか『刃物を持っている』とか、怪しげな男にかかわることを言っていた記憶はありますか」
証人「記憶はありません」
弁護人「怪しげな男の周りにはだれかいましたか」
証人「周りにはその男しかいなかった記憶があります」
弁護人「怪しげな男の顔を見て、眼鏡をかけてるのが分かったとのことですが、人相は覚えていますか」
証人「男でちょっと日に焼けている感じでした。顔しか見てなかったので…」
弁護人「男は何をしようとしていると思いましたか」
証人「横顔がかなり低い位置にあったので、中腰状態だったのではないかと思います」
弁護人「目は合いましたか」
証人「合っていないですね」
《証人尋問は終了》
裁判長「では、書証をあと2点ほど調べます。検察官どうぞ…」
《加藤被告を現行犯逮捕した警察官が、事件当時に着ていた耐刃防護衣に関する証拠調べ。》
裁判長「では、本日の証拠調べは終了です。次回の期日は…」
《次回期日は3月11日午前10時から。被害者5人に対する証人尋問などが予定されている》
◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です
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