本日『星のアカバール』の再訂正(2箇所)。原本が再送付されてきたので、早速直して即日送付。西川さんよりTELあり、新規音訳原本、私に適当なものを送っていただくことになった。新原本に取り掛かると、好きな本を読む時間が減る。細々とでも読み続けたいと思い、本日からの読書は、積読になっていた角田房子著ちくま文庫『甘粕大尉』に決定。丁度『吉良の言い分』上巻(小学館文庫)が、終わったところだった(下巻は、版元でも品切れにつき、KSS出版へ単行本で注文)。『吉良の言い分』の岳真也氏によれば、松の廊下刃傷事件は、柳沢対吉良の闘いだ。この事件によって幕府は、赤穂浅野家、吉良家の取り潰しに成功する。柳沢を妬ませたのは、吉良家と上杉家との3重の縁である。強く大きくなりすぎた。吉良家は豊かになりすぎた。