奈良母子3人放火殺人事件・調書漏えい 医業停止1年の処分取り消しを求めた訴訟…医師側の請求棄却

2014-04-06 | 社会

 産経WEST 2014.6.6 19:08更新
医師側の請求棄却 裁判長「少年審判の運営に悪影響」 奈良・医師宅放火殺人事件の調書漏洩 大阪地裁
 奈良県の医師宅放火殺人事件をめぐり、当時高校生だった医師の長男(24)の供述調書を漏らしたとして、秘密漏示罪で有罪判決が確定した崎浜盛三医師(56)=京都市左京区=が、厚生労働省から受けた医業停止1年の処分取り消しを求めた訴訟の判決が6日、大阪地裁であった。西田隆裕裁判長は「処分が違法と認められない」として請求を棄却した。
 西田裁判長は判決理由で、崎浜医師が長男の精神鑑定を担当した立場を踏まえ、「プライバシーを著しく侵害した行為の違法性は大きい。少年審判の運営に悪影響を及ぼす危険があった」と判断した。
 判決によると、崎浜医師は平成18年、奈良県田原本町の医師宅が放火され、妻ら3人が死亡した事件で、殺人容疑などで逮捕された長男を精神鑑定。コピー禁止の約束でジャーナリストの草薙厚子さんに供述調書などを閲覧させたが、草薙さんが無断で写真撮影し、調書をそのまま引用した書籍を出版した。
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奈良母子3人放火殺人事件・調書漏えい:草薙厚子さんの刑事責任は問われないまま医師の有罪確定へ 2012-02-17 | 社会 
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