麻原彰晃故死刑囚の遺骨、四女が受け入れ意向 身の安全確保を理由に当面は拘置所に保管を 2018/7/9 

2018-07-10 | オウム真理教事件

<オウム死刑執行>四女が遺骨受け入れ意向 6遺体引き渡し
7/10(火) 3:28配信 毎日新聞

   
  松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚の遺骨を乗せて東京拘置所に戻る車列=東京・小菅の同拘置所前で2018年7月9日午前9時40分、金寿英撮影 (画像の一部を加工しています)
■四女、当面は東京拘置所での保管を要請
  オウム真理教による一連の事件で死刑が執行された教団元代表の松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚を除く6人の遺体や遺骨が9日までに、親族らに引き渡されたことが関係者への取材で明らかになった。一方、東京拘置所に保管中の松本元死刑囚の遺骨は四女が受け入れる意向を示した。
 関係者によると、遠藤誠一元死刑囚は執行後、遺体の状態で後継団体「アレフ」の東京都内の施設に運ばれたとみられる。また、土谷正実元死刑囚の遺体は9日早朝、松本元死刑囚と同じく都内の施設で火葬され、遺骨の引き渡しが完了した。この3人以外に執行された4人も引き渡しが終わったという。
  松本元死刑囚は、執行直前に遺体の引き渡し先について四女を指名したとされる。これに対し、妻や三女側は「(松本元死刑囚の生前の)精神状態からすれば、特定の人を自分の遺体の引き取り人として指定することはあり得ない」として、妻への遺骨の引き渡しを求めている。
  四女は9日夜、代理人弁護士のブログを通じ「指名を受け大変驚きました」としつつ、受け入れる意向を示した。ただ身の安全確保を理由に当面は拘置所に遺骨を保管するよう求めているとみられる。【和田武士】
 最終更新:7/10(火) 3:28 毎日新聞

 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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松本元死刑囚の四女、代理人のブログ通じコメント
 2018年07月10日 04時25分 TBS NEWS
 死刑を執行されたオウム真理教の松本智津夫元死刑囚が、遺体の引き渡し先に指名したとされる四女が、父親の最後のメッセージとして受け入れる、などとするコメントを発表しました。
 9日に火葬された松本智津夫元死刑囚の遺骨は現在、東京拘置所で保管されていますが、法務省は松本元死刑囚が死刑執行直前、遺体の引き渡し先に指名したとされる四女に引き渡す方向で調整しています。
 こうした中、四女が9日、代理人のブログを通じてコメントを発表しました。
 四女は、「指名を受けた私自身が大変驚きました。しかし、それは実父の最後のメッセージなのではないかと受け入れることにします。松本元死刑囚はおそらく最後は一人の人として葬られたいのだと思います。信者から神と崇められ、世間から悪魔と憎まれる人生はつらかったのではないでしょうか」と綴っています。
 さらに、遺体の引き渡しを要望している妻と他の子どもたちや、信者たちに対して、「最後の意向を尊重してやっていただけませんか。もう麻原教祖に依存するのは終わりにしませんか」と呼びかけました。(10日01:01)TBS

 ◎上記事は[@niftyニュース]からの転載・引用です
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〈来栖の独白〉
 麻原彰晃氏の生前の精神状態から、遺体引き取りについての言葉があったとは考えられない。後継教団や三女、四女など麻原故死刑囚の周辺を熟知している国が、遺骨を四女に下げることを決定した。
 今後も、国の警備は大変だろう。ソレホドの人物だったということだ。

 * 松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚の四女 推定相続人から父母の排除決定「縁切り」 横浜家裁 2017/10/31付 
 * 「地下鉄サリン事件20年 松本(麻原彰晃)死刑囚の四女に話を聞きました」 FNN 2015-03-20
 * 「父の死刑は執行すべき」苦悩する松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚の四女
 * 【消えない戦慄 地下鉄サリン事件20年(1)】麻原彰晃死刑囚の四女、明かす「父、獄中から教団に指示」 
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麻原元死刑囚の三女「家族だけで静かに父の死悼む」 遺体引き渡し 四女指定は「疑問」 
 2018/7/9(月) 15:37配信 スポニチアネックス
 6日に刑が執行されたオウム真理教の松本智津夫元死刑囚(63)=教祖名麻原彰晃=の三女で、アーチャリーこと松本麗華(りか)さん(35)が9日、自身のブログを更新。父親とは逮捕から23年間言葉を交わせなかった無念の思いと、遺体、遺骨の引き渡しを巡る自身の思いを記した。
 刑の執行から3日。「いま家族としてお願いしたいこと―死刑執行後の一連の動きと報道をめぐって」と題したエントリーで、まずは「オウム真理教による一連の事件の被害に遭われた方に対し、心よりご冥福をお祈りし、また謹んでお見舞いを申し上げます」と被害者への思いをつづった麗華さん。元死刑囚の父とは逮捕されてから23年間、一言も会話ができなかったという。
  さらに、面会ができなくなってからも、10年以上毎月一回は面会を申し込み続けたがかなわず「事件を起こしたなら、それはなぜなのか。被害に遭われた方に対して心は痛まないのかなど、聞きたいことがたくさんありました。家族のこと、自分自身のこと、父を批判すべきこと、私がなしえたかもしれないことも含めて、話したいこともたくさんありました」と、やりきれなさを言葉にした。
  「それでも、父は逝きました。ご批判を受けるかもしれませんが今はただ、家族だけで父の死を悼みたいと願っております」とし、続けて記したのが遺体、遺骨の引き渡しについてだった。
  当初、元死刑囚が遺体の引き渡し先を四女に指定したと報じられたが、麗華さんはこれを疑問視した。元死刑囚が心神喪失の状態にあったこと、拘置所の職員と意思疎通ができていなかったことなどを挙げ、「作られた話ではないかと感じております」と指摘。また、四女が昨年11月の会見で「父親のことを私は、今も昔もほとんど父親だとは思えません」と話していたことを振り返り「四女(ブログでは名前)自身の立場や心情を考えても、今回の『指定』には疑問が残ります。また母は、四女(同)を含めて、家族みなで父の死を悼むことを願っています」とした。四女側は当面、拘置所で保管してほしいとの意向を示しているという。
  また、刑執行翌日の7日に「母、長男、二男、二女、三女5人の家族は父の遺体と短い時間、面会をして参りました」とも明かした。その後もう一度対面がかない、その際、東京拘置所側に、遺骨が欲しいこと、だめなら分骨を要望したものの、指定人の存在などを理由に「遺骨は拘置所で預からせて欲しい」と回答されたという。そしてこの日9日には「私たちが四女への遺体の引き渡しに同意したとされていること」「家族全員が父の遺体の火葬に同意したということ」などが報じられ「事実とのあまりの違いに驚きました」。元死刑囚の遺体や遺骨に関しての拘置所の刑務官の返答が「二転三転していた」ことなども指摘し「家族として、執行後現在にいたるまでの経緯について、正確な情報公開を切に願っています」と訴えた。
  元死刑囚の遺骨が後継団体の布教に利用されたり、神格化される懸念もある中「父を宗教的・政治的に利用することは娘として決してできませんし、万が一、その動きがあったとしても家族が決して利用させないことをお約束します」と断言も。「また、わたしは以前から申し上げている通り、オウム真理教から派生したいかなる団体とも関係しておらず、派生団体には解散をしてもらいたいと考えていることを、あわせてお伝えいたします」と続けた。
  妻側は遺体の速やかな引き渡しを求める要求書を7日付で上川陽子法相に提出。要求書では、松本元死刑囚との意思疎通は困難で、「特定の人を指定することはあり得ない」と主張している。法務省は対応を検討しているが、火葬については家族の同意が得られたという。規定では、遺体の引き渡し先は、死刑囚が事前に指定した人が優先される。
  松本元死刑囚は元教団幹部の妻との間に2男4女がいる。四女は昨年11月、両親と縁を切る目的で、自分の相続人から両親を除くよう横浜家裁に申し立て、認められたとして、東京都内で記者会見。「家族や元信者とも連絡を取っていない」と強調していた。
 最終更新:7/9(月) 20:32 スポニチアネックス

 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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〈来栖の独白〉
 三女には、どういう人が死刑執行されたのか、分かっていない。
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麻原彰晃元死刑囚の遺体を火葬 2018.7.9 四女「身の危険感じる」 遺骨は当面、東京拘置所に
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