麻原彰晃元死刑囚の四女「オウムを終わりにしませんか 報復テロや奪還テロなど絶対にやめてください」2018.7.10

2018-07-10 | オウム真理教事件

麻原元死刑囚の四女「オウムを終わりにしませんか」
[2018年7月10日0時53分]
 6日に死刑が執行されたオウム真理教の松本智津夫元死刑囚(執行時63=教祖名麻原彰晃)の四女(29)が9日夜、滝本太郎弁護士(61)のブログを通じて、元死刑囚の遺骨を受け入れる意向を示した。
 四女が信者らに伝えたい文章として、「信者さんらへ」と題したブログを更新。「松本元死刑囚の最後の言葉の件につきましては、指名を受けた私自身が大変驚きました。しかし、それは実父の最後のメッセージなのではないかと受け入れることにします」。元死刑囚は6日の執行直前、東京拘置所の職員に自身の遺体を四女に引き渡すよう伝えていた。
 引き渡しを要求している妻(59)側は、松本元死刑囚との意思疎通は困難で、「特定の人を指定することはあり得ない」と主張している。ブログでは「捏造(ねつぞう)などではあり得ません。現に聖人化される恐れがあっても遠藤元死刑囚の遺体は教団に渡りました。私は自分が他の親族に比べて実父から愛されたとは最後の言葉を踏まえても思いません。ですが、かなり信頼してくれていたのかもしれないというのは思い当たる節があります。実は知る限り彼と最後に接見できたのは私だったからです」と明かしている。
 松本元死刑囚には元教団幹部の妻との間に2男4女がいる。四女は実母、長女以外の姉弟と、信者たちへのメッセージとして、「どうか松本元死刑囚の最後の意向を尊重してやっていただけませんか。彼は自分で始めたことの幕引きをもはや一人ではできなくなってしまったのです。自分の真意を伝えるのが苦手なのもあると思いますが、あまりに事が大きくなりすぎました。もう麻原教祖に依存するのは終わりにしませんか。支配されるのは終わりにしませんか。松本元死刑囚のためでもあり、また信者も1人1人の人生を生きるためにです」。
 心配されている報復・奪還テロなどについても警告し、「もうオウムを終わりにしませんか。社会を憎むのは終わりにしませんか。そして、改めて自分の人生を始めてみませんか。残された者が生きて自分と周りを幸せにするのが死者への最大の供養になるはずです。どうかお願いします」とブログを締めくくった。
 四女は昨年11月、両親と縁を切る目的で、自分の相続人から両親を除くよう横浜地裁に申し立て、認められたとして東京都内で会見。「家族や元信者とも連絡を取っていない」と強調していた。

 ◎上記事は[日刊スポーツ]からの転載・引用です
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麻原彰晃元死刑囚の四女が遺骨を引き取る意向示す 代理人の滝本弁護士のブログで
2018年7月10日0時33分  スポーツ報知
 6日に刑が執行されたオウム真理教の麻原彰晃(本名・松本智津夫)元死刑囚(執行時63)の四女(29)が9日夜、代理人を務める滝本太郎弁護士のブログで、父の遺骨を引き取る意向を示した。
 四女は「信者さんらに伝えたいこと」としてコメントを発表。「指名を受けた私自身が大変驚きました。しかし、それは実父の最後のメッセージなのではないかと受け入れることにします」とした。指名を受けた理由として「かなり信頼してくれていたのかもしれないというのは思い当たる節があります。実は知る限り彼と最後に接見できたのは私だったからです」と推測した。
 この日、三女の松本麗華さん(35)が自身のブログで遺体の引き取りに関して「作られた話ではないか」と言及。麗華さんは「特定の人を指定することはあり得ない」と遺体引き渡しを求める要望書を上川陽子法相に提出した妻(59)らと行動を共にしている。四女は麗華さんらに対し「実母と、長女以外の姉弟と、信者たちに言いたいことがあります。どうか松本元死刑囚の最後の意向を尊重してやっていただけませんか」と申し出ている。
 また、信者に対しては「もう麻原教祖に依存するのは終わりにしませんか」「松本元死刑囚の罪を増やさないためにも、自分が人生をこれ以上台無しにしないためにも報復テロや奪還テロなど絶対にやめてください」と懇願。「もうオウムを終わりにしませんか」と切に願っていた。
 この日朝、麻原元死刑囚は府中市内の葬祭場で火葬された。遺骨は東京拘置所に戻された。法務省は当面、拘置所で預かるとみられるが、これは四女の意向を受けたもの。関係者によると、執行直前に職員が遺体の引き取り先について尋ねたところ、麻原元死刑囚は「四女」と答え、さらに名前も伝えたという。規定では、遺体の引き渡し先は死刑囚が執行前に指定した人が優先される。

 ◎上記事は[スポーツ報知]からの転載・引用です
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〈来栖の独白〉
 上記メッセージを読み、執行直前、東京拘置所の職員に「遺体を四女に引き渡すよう」との麻原彰晃死刑囚の文言、あながち(100%)作り話でもないのかな、と思えた。ま、真実は闇の中(居合わせた刑務官のみぞ知る)。
>知る限り彼と最後に接見できたのは私だったからです
 これも、真実は不明。
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麻原彰晃故死刑囚の遺骨、四女が受け入れ意向 身の安全確保を理由に当面は拘置所に保管を 2018/7/9
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