産経ニュース 2017.6.29 09:41更新
汚職で服役中の中国・薄煕来氏もがんで仮出所か
【ニューヨーク支局】米政府系のラジオ自由アジア(RFA)は28日までに、汚職の罪に問われて失脚した中国共産党の薄煕来元重慶市委員会書記(67)が、肝臓がんと診断され、収監先の北京の刑務所から治療のため仮出所したと伝えた。
薄氏の家族に近い消息筋の話によるもので、遼寧省大連市で療養中だとしている。党長老の2世である薄氏は一時党政治局員も兼ねポスト胡錦濤時代の指導者候補とみられたが、2012年に失脚し、13年に無期懲役の判決が確定し服役していた。
在米の中国語情報サイトは一斉にこの情報を報じた。ただ、薄氏のかつての地盤である大連での療養を習近平指導部が認めた理由など疑問も残る。
◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です
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