照ノ富士まさか!反則で初黒星 投げた際にまげつかむ 貴景勝、遠藤が2敗で追走
2021/5/19(水) 17:52配信 デイリースポーツ
「大相撲夏場所・11日目」(19日、両国国技館)
大関照ノ富士(伊勢ケ浜)は妙義龍(境川)と対戦。まさかの反則で初黒星を喫した。
【写真】アップで見ると…よりハッキリ まげをつかむ照ノ富士
立ち合いで左下手に手がかかったが、すぐに巻き替えられてもろざしになられた。それでもかまわず左からの豪快なこて投げで裏返しにした。だが、投げた際に相手のまげをつかんだとして物言いがついた。
協議の結果、照ノ富士の師匠で審判部長を務める伊勢ケ浜親方が「まげをつかんで引っ張っており反則として妙義龍の勝ちと致します」とアナウンスした。
照ノ富士は12日目は阿武咲(阿武松)と対戦する。
大関貴景勝(常盤山)は関脇高安(田子ノ浦)と対戦。過去の幕内対戦成績6勝7敗とほぼ互角の相手を下し2敗を守った。
低い立ち合いから頭で当たり、突っ張り合い。突き返されて一瞬下がったが、そこから挽回。怒濤(どとう)の突きで最後は送り出した。左下唇から血をにじませる激闘を制した。
12日目は8勝3敗と好調の逸ノ城(湊)と対戦する。
遠藤(追手風)は千代大龍(九重)を押し出しで破り2敗を守った。12日目は琴恵光(佐渡ケ嶽)と対戦する。
朝乃山(高砂)は隆の勝(常盤山)に土俵際まで攻め込まれながら逆転のすくい投げで7勝目を挙げた。
11日目を終えて1敗が照ノ富士、1差2敗が貴景勝と遠藤の2人。
最終更新:5/19(水) 20:46 デイリースポーツ
◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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〈来栖の独白 2021.05.19 Wednes〉
私には最初、事情がさっぱり分からなかった。照ノ富士も、協議する審判部の人たちの顔をじっと見ていた。・・・残念、黒星がついた。
照ノ富士 前日に痛恨の反則負けも「そういう相撲を取った自分が悪い」 仕切り直して11勝目
2021/5/20(木) 19:04配信 スポーツ報知
大相撲夏場所12日目(20日、東京・両国国技館) 大関・照ノ富士(伊勢ケ浜)は、平幕・阿武咲(阿武松)を寄り切りで下して11勝目。前日はまさかの反則負けで初日からの連勝が10で止まったが、仕切り直しの白星を挙げた。
立ち合いの押し合いから左で前まわしを取ると、一気に寄って圧巻の相撲を見せた。11日目の初黒星は、小手投げの際に頭を抑えた右手が、相手のまげにかかっていたことによる反則。内容は勝っていただけに痛い1敗だったが、「昨日、そういう相撲を取った自分が悪いので。昨日のことは昨日で、今日は今日の取組に集中していった」と切り替えてみせた。
優勝争いではトップを守り、大関・貴景勝(常盤山)が1差で追う。大関復帰場所での優勝、そして2場所連続Vへ直接対決も残す中「毎日精いっぱいやるだけです」と冷静に話した。
最終更新:スポーツ報知
◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です