2人殺害関与告白の死刑囚 矢野治被告に無期懲役求刑 2018/11/26 (判決⇒12月13日)

2018-11-26 | 死刑/重刑/生命犯

矢野死刑囚に無期懲役求刑 新たな殺人告白、東京地裁  
 社会 2018/11/26 16:51 (2018/11/26 21:33更新)
 死刑確定後、別の2件の殺人に関わったと告白し、殺人罪に問われた住吉会系元会長の矢野治被告(69)の裁判員裁判が26日、東京地裁(楡井英夫裁判長)で開かれ、検察側が無期懲役を求刑し、結審した。判決は12月13日。
 有罪となっても新たな刑は執行されない。検察は論告で、事件の告白は「死刑執行の先延ばしが目的だ」と非難した。被告は「告白は虚偽だった」として無罪を主張している。
 起訴状によると、1998年、東京都新宿区の不動産業、斎藤衛さん(当時49)を殺害。96年には元組員らと共謀し、神奈川県伊勢原市の不動産業、津川静夫さん(同60)を殺害したとしている。
 被告は、2003年の前橋市の拳銃乱射事件などで14年に死刑が確定。その後、2人の殺害に関わったとの手紙を警視庁に送り、これを基に遺体が見つかった。
 検察側は論告で、手紙は自首に当たるが「公判で内容を覆しており、自首を過度に考慮すべきではない。犯行は卑劣だ」と指摘した。
 被告はこれまでの被告人質問で、拳銃乱射事件などの再捜査をしてもらうために虚偽の告白をした、と説明。26日の最終意見陳述では「虚偽の手紙を出して申し訳ない」と述べた。弁護側は「手紙の内容は具体的ではなく信用できない」と主張した。〔共同〕

 ◎上記事は[日本経済新聞]からの転載・引用です
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2人殺害関与告白の死刑囚 矢野治被告 2回目の被告人質問「上申書、残る1件も嘘書いた」2018/11/21
2人殺害関与告白の死刑囚 矢野治被告 第3回公判 2018/11/16 被告人質問「殺人告白は全く虚偽 目的は再捜査」
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◇ 2人殺害関与告白の死刑囚「殺していません 殺させました」無罪を主張 矢野治被告 初公判 2018/11/12
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19年前の斎藤衛さん殺人容疑で、矢野治確定死刑囚(「檻に3日間監禁、殺した」と告白)を逮捕へ 警視庁
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◇ 永田町の黒幕を埋めた矢野治死刑囚の告白(10)警視庁が捜索を始めた死体遺棄場所『週刊新潮』2016/3/17号
永田町の黒幕を埋めた矢野治死刑囚の告白(9)カタギ「津川静夫」さん殺害の背景 『週刊新潮』2016/3/10号
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永田町の黒幕を埋めた矢野治死刑囚の告白(7) 遺族証言と一致 実行犯・秘密の暴露『週刊新潮』2016/3/3号
永田町の黒幕を埋めた矢野治死刑囚の告白(6)「斎藤衛」とは別の、もう一つの殺人『週刊新潮』2016/3/3号
永田町の黒幕「リュー一世(斉藤衛)」を埋めた矢野治死刑囚の告白(5)『週刊新潮』2016/3/3号
矢野治死刑囚の告白 (3)(4)結城実氏「リュー一世(斉藤衛)を遺棄した経緯」週刊新潮2016/2/25号
永田町の黒幕「リュー一世(斉藤衛)」を埋めた矢野治死刑囚の告白(1)(2) 週刊新潮2016/2/25号
「他の人物も殺害した」前橋スナック乱射事件の矢野治死刑囚が警視庁に文書提出 平成26/9/7付
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