【難読漢字】「穿る」の読み方  「戦ぐ」「窶れる」「円やか」「一入」

2021-01-07 | 文化 思索

【難読漢字】「穿る」の読み方、知っていますか?
 ズボンを「穿く」とも言うけれど…  
 現代ビジネス編集部 2020.11.11
  「穿く」「穿つ」ではありません

 突然ですが、「穿る」という漢字、読めますか?ズボンやスカートを「穿く」というときにも使う漢字です。
「穿」という字は「うがつ」とも読みますが、その意味は「穴をあけて通すこと」。ここまでのヒントで分かりましたか?
 「ほじる」です。
 意外と難しいですよね?
 耳を穿る、鼻を穿る……実は日常の動作でも使う機会のある漢字だったのです。

さて、次の問題です。
 「戦ぐ」という漢字、読めますか?
 「たたかう」と読むので、馴染みのある文字ですが、「ぐ」という送り仮名がつくと意外と難しいものです。
 ちなみに、「せんぐ」でも「いくさぐ」でもありません。
 正解は……
 「そよぐ」です。意外と難しいですよね?
答え 戦ぐ:そよぐ 
 「風に吹かれて草や木の葉などがかすかに音をたてて揺れ動く」といった意味です。簡単な漢字でも、読み方ひとつで深いですね。

次の問題です。
「窶れる」という漢字、読めますか?
 誰かを心配なときとかに使ったりします。
 なんと声をかけるだろうかと想像すると答えが見えてくるかもしれません。
 気になる正解は……?
 「やつれる」です。
 説明するまでもなく、「病気・心労などで、やせ衰える」といった意味です。画数が多いですが、ぜひ覚えてみてはいかがでしょうか?

次は、ちょっと簡単な問題です。
「円やか」、読めますか?円という漢字から連想すれば、すぐに頭に思い浮かぶかもしれません。
 「まろやか」です。
 「形がまるいさま」という意味のほか、料理や食事のときに口当たりが柔かいときにも使いますね。ぜひ漢字の形から連想することで、覚えてみてください。

 最後は、難しいですよ。
「一入」、読めますか? シンプルな二つの漢字ですが、「いちにゅう」ではありません。
 だれでも聞いたり使ったりしたことがある言葉だと思いますが……
 気になる答えは……?
 「ひとしお」でした!
 わかりましたでしょうか?

 ぜひこれからの漢字クイズを楽しみにしてください!
 あ、最後に、「兀兀」って読めますか? 

 ◎上記事は[現代ビジネス]からの転載・引用です

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〈来栖の独白 2021.01.07 Thu〉
  難しい。私が読めたのは、最後の「一入」だけ。

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円周率のあれ…?
突然ですが、「兀兀」という漢字読めますか?
「兀々」とも書きます。
数学の円周率「π」に似ているので、「ぱいぱい」と読んでしまいそうですが違いますよ。
「仕事を兀兀こなす」「兀兀貯金をする」のように使います。
もう分かりましたね?
気になる正解は…、
「こつこつ」です。
「兀」という漢字は、訓読みで「(たか)い」とも読み、「高くつき出たさま」という意味があります。一方で音読みでは「コツ」と読み、こちらは「一心に努力する」という意味で使います。
また「こつこつ」という言葉には「矻矻」という漢字もあてられており、意味は同じです。
間違って読んだり、子供に聞かれた時に答えられず、恥ずかしい思いをしないように、今のうちに覚えておきましょう。

  ◎上記事は[現代ビジネス]からの転載・引用です


「凸む」をなんと読むでしょう?


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