大阪高裁も林死刑囚の再審棄却 和歌山毒物カレー事件
2020/3/24(火) 19:42配信 共同通信
和歌山市で1998年、夏祭りのカレーを食べた4人が死亡した毒物カレー事件で殺人などの罪に問われ、死刑が確定した林真須美死刑囚(58)の再審請求で、大阪高裁(樋口裕晃裁判長)は24日、林死刑囚側の即時抗告を棄却し、再審を認めない決定をした。弁護団が明らかにした。
弁護団は再審開始要件の「無罪を言い渡すべき新証拠」として、祭り会場に残された紙コップのヒ素が、林死刑囚の自宅で見つかったものとは異なることが判明したと主張。京都大の研究者へ独自に依頼して調べた結果、事件当時に実施されたヒ素の鑑定は手法に問題があるとしていた。
最終更新:3/24(火) 19:54 共同通信
◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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* 和歌山カレー事件が題材 帚木蓬生著『悲素』 ヒ素という秘毒を盛る「嗜癖の魔力」 毒は人に全能感を与え、その〈嗜癖〉性こそが問題
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* 和歌山毒物カレー事件20年 いじめ、婚約破談…死刑囚の息子、逃れられない十字架 2018.8.13 事件解決、決め手は科学捜査
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