亀田大毅が判定勝ち 日本初の兄弟王者誕生 よかった~♪

2010-02-08 | 相撲・野球・・・など

【ボクシング】歓喜の亀田3兄弟 和毅「あとはオレだけ」
産経ニュース2010.2.7 22:54
 次男の大毅の勝利に亀田3兄弟は抱き合って喜んだ。兄の興毅は「間にはさまってつらい思いをしてると思う。才能ないって言われてたのに、世界の頂点に立った」と涙ぐんだ。大毅の反則問題の際には家族を代表して謝罪会見を開くなど、ライセンスを停止された父の史郎氏に代わって一家を支えてきた長兄らしく弟を思いやった。
 三男で1月に世界ボクシング評議会(WBC)中米連盟バンタム級王座を獲得した和毅は「あとはオレだけ。世界初の3兄弟世界チャンピオンになるんで、よろしく」と気勢をあげた。
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<ボクシング>亀田大毅が判定勝ち 日本初の兄弟王者誕生
(毎日新聞 - 02月07日 21:13)
 世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチ12回戦が7日、神戸・ワールド記念ホールで行われ、同級11位、亀田大毅(21)=亀田=が王者のデンカオセーン・カオウィチット(33)=タイ=に3-0で判定勝ちし、自身3度目の世界挑戦で初の王座を獲得した。兄興毅(23)=亀田=は世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者で、日本人初の兄弟世界王者となった。
 デンカオセーンと亀田大は昨年10月に対戦し、デンカオセーンが判定勝ちしていた。デンカオセーンは3度目の防衛に失敗した。国内ジムに所属する男子の現役世界王者は、史上最多タイの7人に増えた。
 WBA女子スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦もあり、王者の天海ツナミ(25)=山木=が同級9位、シャニー・マーティン(28)=英国=を3-0の判定で破り、初防衛に成功した。
 【略歴】亀田大毅(かめだ・だいき) 89年1月6日、大阪市出身。「亀田三兄弟」の次男。04年5月、史上最年少の15歳3カ月で全日本実業団選手権バンタム級優勝。06年2月にプロデビューし、18歳だった07年10月に世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者の内藤大助に挑戦して判定負け。この試合での反則行為により1年間のボクサーライセンス停止処分を受けた。08年11月に復帰し、昨年10月にデンカオセーンに挑んだが判定で敗れ、今回が3度目の世界挑戦だった。右ファイター。戦績は18戦16勝(11KO)2敗。
 ≪日本の他の現役世界王者≫▽WBCフライ級=亀田興毅(亀田)▽WBAスーパーフライ級=名城信男(六島)▽WBCバンタム級=長谷川穂積(真正)▽WBCスーパーバンタム級=西岡利晃(帝拳)▽WBAスーパーフェザー級=内山高志(ワタナベ)▽WBAスーパーウエルター級暫定=石田順裕(金沢)
 ○亀田大毅3-0デンカオセーン・カオウィチット●
 スピードに勝った亀田大が、終盤にデンカオセーンのスタミナ切れを誘った。序盤は王者がボディーを有効に決め、優位に進めた。しかし、亀田大は素早い動きで攻撃をかわしながら、踏み込んでの左フックを軸にばん回。クリンチで逃れる作戦に出た王者は六、十一回の2度、ホールディング(相手の腕や体を抱え込む反則)で減点となったのも痛く、終盤の打ち合いは亀田大が制した。
 ◇亀田大、スピードで王者を圧倒
 勝負の分岐点は六回だった。王者がホールディングを取られて1点の減点。序盤はやや劣勢だった亀田大だが、この反則の直後に「相手が乱れてきている」という実感が生まれた。
 伏線はあった。クリンチでかわす王者得意の戦法に、何度も身ぶりで不満をアピール。クリンチ状態からのスリップは6回を数えた。デンカオセーンは十一回にも同じ反則を取られて戦意を失う。
 もちろん、亀田大の成長もあった。王者が「すばしこかった」と称したスピードで圧倒。足を使ったアウトボクシングに徹し、12歳年上となる王者のスタミナを奪ったことが勝利の要因となった。
 父史郎氏は「小さい時から1番になったことがない子。世界戦も2回負け、トラウマもあったと思う」と語る。この壁を破るため、3兄弟の中でも「練習嫌い」と評判の次男が今までにないトレーニングを積んだ。ビルドアップされた肉体が、その成果を物語る。
 ただ、本人も認めるように試合内容自体は褒められたものではない。スピードでかく乱し、鋭い左フックを放つ新境地も見せたが、そこから右のコンビネーションにつなぐまでには至らなかった。王者のクリンチもあり、攻めあぐねた場面が目立ったのも事実だ。
 兄弟王者の偉業について、「21年間で最大の仕事はやり遂げた。仕事の内容はあれだけど……」と語った亀田大。今後の防衛戦で真価を問われる自覚はあるようだ。【堤浩一郎】
 ○…デンカオセーンは、ホールディングによる2度の減点を「あれで気落ちして、スピリットが落ちてしまった。ジャッジは減点すべきじゃなかった」と判定への不服を口にした。前回の対戦同様、中盤以降は足が止まったが「逃げずに打ち合いに持っていこうとしたから」と、スタミナ不足との指摘を否定。今後も現役続行の意向を示し「(亀田大と)もう一度やりたい。必ず勝つ」と話した。
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「まだ、実感がない」と亀田大=兄弟王者誕生から一夜明け会見-ボクシング
2月8日12時47分配信 時事通信
 日本ボクシング史上初の兄弟世界王者となった、世界ボクシング協会(WBA)フライ級新王者の亀田大毅(亀田)が試合から一夜明けた8日、神戸市内で記者会見を行った。
 世界ボクシング評議会(WBC)同級王者の兄・興毅とともに会見に臨んだ亀田大は「まだ実感がない。チャンピオンになったのかな、という感じ」と、まだ夢見心地の様子。「正直、お兄ちゃんみたいにチャンピオンになれるのかな、と思っていた。おれでもなれるんだな、と。うれしさを通り越して不思議」と話した。
 亀田興は「(三男の和毅も含め)大きな舞台で3大タイトルマッチをできるぐらい頑張ってやりたい」と今後の抱負を口にした。
 WBAから元同級王者坂田健史(協栄)との対戦を義務付けられているが、今後のことは未定という。「あとのことは全然分からない。今までで一番頑張ってきたし、今はほんまに疲れました。ゆっくり休みたい」と語った。

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〈来栖のつぶやき〉
 兎に角、勝ってよかった♪ 強くやさしいお兄ちゃんと弟。お父さんを囲んで、亀田家は最高の家族。
亀田兄弟が父のセコンド復帰求め署名提出


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