え~、憲伸、ほんとう?! dragons

2006-12-18 | 相撲・野球・・・など

中日川上が08年メジャー挑戦の意向示す
2006年12月18日(月) 9時48分 日刊スポーツ 

 中日川上憲伸投手(31)が17日、メジャー挑戦の意思を初めて明らかにした。ラスベガスV旅行を所用で辞退した川上は名古屋市内で出演したトークショーで「行きたくないといったらうそになる」と話した。早ければFA権を取得する08年オフにも移籍の可能性が出てきた。西武松坂、阪神井川に続き、日本を代表するエースのメジャー志向は止められそうもない。また来オフにFA権を得る福留孝介外野手(29)もメジャーに興味を持っており、セ・リーグ王者が主力流出の危機を迎える。
 川上が、メジャー挑戦の意思を初めて口にした。ファン約700人を前にしたトークショーで、松坂、井川らのメジャー移籍の感想を求められた際に、はっきりと言い切った。
 「僕も行きたくないといったらうそになる。野球をする限り、上を目指してもいい。将来的には考えてもいいんじゃないかなと思っています」。
 衝撃発言に、会場がどよめいた。川上は97年にドラフト1位で入団して以来、中日ひと筋の姿勢を貫き、誤解を招く発言は極力避けてきた。だが、この日は「Uターン希望」まで披露して、メジャー志向の強さを示した。
 「僕は中日ドラゴンズが好きなので、メジャーに行くとしてもあくまで挑戦したいということです。メジャーに行って、そこで経験して、最後は名古屋に帰ってくるつもりです」。大きな拍手を送られると「まだ決まってないですよ」とあわてて付け足した。メジャー挑戦を決めた他球団選手については「日本の選手が世界に出て行くことはいいことだと思う」と話した。
 川上のメジャー挑戦に焦点が当たるのは、早ければFA権を取得する08年オフとなる。ポスティングシステム(入札制度)で移籍をする選択肢もあるが「それはないです。球団の方針として(入札制度適用は)ないですから、僕の気持ちがどうこうではない」と否定した。
 球団側はこれまで、FA選手に関しては本人の意思を尊重するスタンスを貫いている。自身も93年にFAで中日から巨人に移籍した落合監督は「FA権は選手の権利。こちらからどうこう言うことじゃない」。西川球団社長も「FAは選手が決めればいいこと」と話してきた。だが、エースのメジャー移籍となれば、一大事だ。
 川上は今季、最多勝(17勝)と最多奪三振の「2冠」に輝き、2年ぶり7度目のリーグ優勝に貢献した。メジャー関係者からはコントロール、球威、持ち球のカットボールを高く評価されている。西武松坂が去り、阪神井川もいなくなる日本球界から、また1人エースが流出する可能性が高まった。【益田一弘】 


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