金正恩氏が取り得たギリギリの選択が、日本列島を越えるミサイル発射だった 2017.8.29 こんなとき、枝野や前原じゃ、トランプは相手にもしないよ

2017-08-29 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉

産経ニュース 2017.8.29 10:57更新
【北ミサイル発射】グアム沖向けのミサイルを方向変え発射か 核実験を含む軍事的挑発続く可能性大
 【ソウル=名村隆寛】北朝鮮が29日、北海道の襟裳岬東方沖に発射した弾道ミサイルは、当初公表していた太平洋の米領グアム沖に向けたものとの見方が韓国でも出ている。発射方向を南南東のグアムから北東に変えただけという分析だ。
 北朝鮮は今月初め、グアム沖への4発のミサイル発射計画を明らかにしていたが、トランプ米大統領が軍事的報復の意思を示すなか、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は発射保留の意向を示していた。米国の強硬な姿勢への反応を発射を踏みとどまることで示し、北朝鮮は米国から「評価」もされた。
 ただ、故金正日(キム・ジョンイル)総書記が軍重視の政治指導を始めた「先軍節」(25日)、海軍の創設記念日である「海軍節」(28日)、建国記念日(9月9日)など記念日続きの北朝鮮にとり、米国の顔色をうかがい膝を屈しているわけにはいかない。しかも、米韓は定例の合同軍事演習の真っ最中だ。
 北朝鮮は昨年のこの時期に潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射や、5回目の核実験を強行している。これに劣らぬ程度の“威嚇”を日米韓などに示さないことは、金正恩氏の威厳が国内的に揺らぐことにもつながりかねない。
 米国からの圧力への対処や体制維持のため、金正恩氏が取り得たギリギリの選択が今回の日本列島を越えるミサイル発射だったようだ
 米国との神経戦の一方で、北朝鮮は今回のミサイル発射によって、予告通りに距離的にはグアムを狙えていたことをほぼ証明した。
 また、金正恩氏自身が言明しているように北朝鮮は「攻撃命令が下されれば、敵の侵略の本拠地を痕跡もなく撃滅、掃討する」態勢にある。金正恩氏の決断次第で、いつでも日本列島やグアムを狙えるミサイルの発射は可能なわけだ。
 日米韓が警戒するなか、北朝鮮は26日、約1カ月ぶりに短距離弾道ミサイルを発射。今回は距離を約10倍に伸ばした。
 北東部豊渓里(プンゲリ)の核実験場では「核実験が可能な状態を維持している」(韓国の情報機関、国家情報院)との分析もあり、核実験を含む軍事的挑発が続く可能性は高い。

 ◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です
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〈来栖の独白  2017.8.29 Tue.〉
米国からの圧力への対処や体制維持のため、金正恩氏が取り得たギリギリの選択が今回の日本列島を越えるミサイル発射だったようだ
 金正恩、結構考えている。生命がかかっているもんな。
 北朝鮮からミサイルが日本に向かって飛んでくる。日本政府は、単独ではミサイルを撃ち返す能力も核の備えもない。だから北は安心して日本にミサイルを向ける。
 安倍首相は、直ぐにトランプと電話会談。まぁ、内容はありきたりだが、しかし、これとても、枝野幸男や前原誠司じゃ、トランプは相手にもしないよ。野党や朝日新聞が一所懸命になってることは、彼ら自身のこと(ため)にすぎない。国民のこと、国家の安全保障なんて、念頭にない。ここに至ってなお、憲法改正に反対する。 
 朝、6時過ぎ、「古楽の楽しみ」を聴いていたら、肝心のキタローネの演奏直前になって、北朝鮮ミサイルのニュース。NHKだから、アナウンサー氏が繰り返す。仕方ないので、オフにして、もう1度、寝た。
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産経ニュース 2017.8.29 07:02更新
【北ミサイル発射】北朝鮮が弾道ミサイルを発射 日本上空を通過 菅官房長官「これまでにない深刻かつ重大な脅威」

    

 政府は29日午前、北朝鮮が日本時間の同日午前5時58分ごろ、北東方向に弾道ミサイルを発射し、6時7分ごろに北海道の上空を通過、6時12分に襟裳岬の東方約1180キロの太平洋上に3つに分離して落下したと発表した。韓国軍合同参謀本部によると、発射された弾道ミサイルは1発で、飛行距離は約2700キロ、最大高度は約550キロ。首都平壌の順安(スナン)区域付近から発射された。
 政府によると、発射を受けて全国瞬時警報システム(Jアラート)が12道県に発令された。落下物などによる被害は確認されていない。自衛隊法に基づく破壊措置は実施しなかった。
 米韓両軍は21日から合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」を行っており、演習に対抗した形だ。北朝鮮は26日にも短距離弾道ミサイルとみられる3発を発射したばかり。
 政府は国家安全保障会議(NSC)を招集。記者会見した菅義偉(すが・よしひで)官房長官は「アジア太平洋地域の平和を脅かすものだ」と北朝鮮を強く非難した。安倍晋三首相は首相官邸で記者団に、「これまでにない深刻かつ重大な脅威で、地域の平和と安全を著しく損なうものだ。国民の安全、安心の確保に万全を期す」と述べた。
 一方、米国防総省のマニング報道官は28日、「北朝鮮が発射したミサイルが日本上空を通過したことを確認した」と発表。北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は、北米に脅威を及ぼすものではなかったとした。

 ◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です
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