首相を目指した理由「一番権限が大きい」 被災地で子供らと対話
2023/3/11 14:57 産経新聞
岸田文雄首相は東日本大震災から12年を迎えた11日、復興支援で整備された福島県相馬市の子育て支援施設を訪れ、子育ての当事者らの声を聞く「こども政策対話」の第3弾として子供や保護者と対話した。首相になりたかった理由を子供に問われ「やりたいことを実現するために日本の社会で一番権限が大きい首相を目指した」と答えた。
首相は「世の中こうあってほしい、これはやめてほしいと思うことを先頭に立って実現したいと思って政治家を目指した」と語り、「実現するには力をつけなければいけない」と強調した。
好きな本を尋ねられると、マーク・トウェーンの「王子と乞食(こじき)」、アレクサンドル・デュマの「三銃士」、フランシス・ホジソン・バーネットの「小公子」を挙げた。
こども政策対話は2月4日に福井県でスタートした。3月末までに取りまとめる少子化対策の大枠に反映させる。
◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です