オホーツク海の流氷 今世紀末には消える可能性も 温暖化影響 2019.12.10 〈来栖の独白〉「造ったことを悔いる」と言われる神。なぜ主なる神は人類を創造されたのか。

2019-12-10 | いのち 環境

オホーツク海の流氷“今世紀末には消える可能性も”温暖化影響

 NHK NEWS WEB 2019年12月10日 5時11分 気象

 北海道の網走市などで見られる冬の風物詩、流氷が地球温暖化の影響で、今世紀末には消えて見られなくなる可能性があるとする調査結果をオホーツク流氷科学センターがまとめました。ロシア沿岸部でできる流氷が気温の上昇で北海道まで南下しなくなるためで、研究グループは「流氷を見られなくなる日が予想以上に早いペースで近づいている」と指摘しています。
 北海道立オホーツク流氷科学センターの高橋修平所長の研究グループは地球温暖化の影響を調べようと、網走市など4か所で2009年までの15年間に観測された流氷の量と平均気温の関係を調べました。
 その結果、1月から3月までの平均気温が上昇すると流氷も減少し、さらにこの期間の平均気温が斜里町で4.1度、網走市で3.1度、紋別市で2.5度、枝幸町で2.1度上昇すると流氷が消えて見られなくなることがわかりました。
 札幌管区気象台は、国連が発表した地球温暖化のデータなどをもとにオホーツク海側の冬から春にかけた平均気温をシミュレーションした結果、今世紀末には3度から最大で6度前後上昇する可能性があるとしています。
 このため高橋所長は、ロシア沿岸部でできる流氷が南下しなくなるため、北海道では今世紀末には流氷が見られなくなる可能性があるとしていて「流氷が見られなくなる日が予想以上に早いペースで近づいている」と指摘しています。
 厳冬期にオホーツク海を埋めつくす流氷はプランクトンの住みかでもあり、サケやタラなどの水産物に食料を供給していることでも知られていて、高橋所長は「流氷の減少と消失がオホーツク海側の生態系にも影響を及ぼす可能性がある」と話しています。

    ◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です
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COP25開幕 地球温暖化が進めば洪水拡大、サンゴ消失も

2019.12.2 20:50

   国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)が2日、スペイン・マドリードで開幕した。地球温暖化が今後も進行した場合、今世紀末の地球は極端に気温が高い日が増え、中緯度地域の大半と熱帯域で大雨が頻繁に起きるとみられる。一方、中緯度と亜熱帯の乾燥地域では降水量が減少し、干魃が進む。
 世界の平均気温が産業革命以前に比べて2度上昇した場合、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は洪水の被害を受ける世界の人口が今世紀初頭の2・7倍に増えると予測。近年の日本のように台風や水害の頻度が増し、被害が大型化するためだ。
 北極海では少なくとも10年に1回程度、夏の海氷が解けて消失し、南極やグリーンランドの氷床も減少。水温上昇による海水の膨張もあり、海面水位が数メートル上昇する可能性が指摘され、島嶼(とうしょ)国の一部は存亡の危機にさらされる。
 生態系も大きな影響を受ける。多くの生物が気候変動に対応できず、生物多様性が低下。サンゴ礁の99%以上が消失するほか、脊椎動物の8%、植物の16%の生息域が半分以下に減少するとみられている。
 また、農作物が育ちにくい地域が拡大し、小麦やコメなど穀物の収穫量が減り品質も低下。漁業も漁場や漁期が変化し、農林水産業全体が打撃を受けそうだ。

   ◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です
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〈来栖の独白 2019.12.10 Tue〉
 人類のやりたい放題が地球を破壊し、地上の生きものの命を奪う。地球そのものを破壊する。罪深いことだ。なぜ、主なる神は人類を創造されたのか。
 旧約聖書に、人類創造に寄せる神の後悔が顕れている。

『創世記』第6章5~7節
5 主は人の悪が地にはびこり、すべてその心に思いはかることが、いつも悪い事ばかりであるのを見られた。
6 主は地の上に人を造ったのを悔いて、心を痛め、
7 「わたしが創造した人を地のおもてからぬぐい去ろう。人も獣も、這うものも、空の鳥までも。わたしは、これらを造ったことを悔いる」と言われた。
11 この地は神の前に堕落し、不法に満ちていた。
12 神が地を見られると、それは乱れていた。すべての人が地の上でその道を乱したからである

 * 中野京子著『名画と読むイエス・キリストの物語』 〈来栖の独白〉私は初めてイエスというお方が解り始めたようだ。


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