「音楽の泉、皆川達夫です。本日が私の最後の放送となります。バッハの・・・」 2020.3.30

2020-03-30 | 日録

3月29日日曜  NHKラジオ第1 午前8時05分~ 午前8時55分  
▽バッハ 無伴奏バイオリン・ソナタとパルティータから

皆川達夫

楽曲
「無伴奏バイオリン・ソナタ第2番イ短調BWV1003」
バッハ:作曲
(バイオリン)ヘンリク・シェリング
(22分16秒)

「無伴奏バイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004から「シャコンヌ」」
バッハ:作曲
(バイオリン)ヘンリク・シェリング
(14分24秒)

「無伴奏バイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006から「ガヴォット」」
バッハ:作曲
(バイオリン)ヘンリク・シェリング
(3分05秒)


〈来栖の独白 2020.3.30 Mon〉
 先ほど(と云っても、朝5時00分)枕もとのラジオをオンしたところ、女性アナウンサー氏の声で「…皆川達夫さんです」と。続いて「音楽の泉、皆川達夫です。本日が私の最後の放送となります。バッハの・・・」。びっくり。FMでは月曜日朝5時からの放送。
 如何にも端正な皆川先生らしく、淡々と放送を進められた。曲もバッハ。
 5時49分頃、「1988年から30年以上、…92歳の高齢となり…これをもって引退させていただきます。…心よりお礼申し上げ…お別れ…さようなら」と挨拶された。
 当番組大半の時期(1990年~2010年代)、私自身は教会の早ミサのオルガン弾きだったため聴けなかった。早ミサがなくなってから、聴くようになった。
 皆川先生は大学のころの「美学」の先生であり、所属していたクラブの顧問でもあった。細面のお顔、端正な容姿と語り口。
 生まれ・育ちのせいで(笑)私は「先生」という言葉が嫌いで、使わない。そんな私が唯一「先生」と呼称したかった御方が、皆川達夫先生。
 ・・・書き終わり、6時2分。 あ、「古楽の楽しみ」が始まった。ああ、私の日常だ。


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