大阪・個室ビデオ店放火事件 9月14日初公判 大阪地裁

2009-08-18 | 死刑/重刑/生命犯
被告、無罪主張へ…大阪・個室ビデオ店放火事件
 大阪市で昨年10月、個室ビデオ店が放火され、16人が死亡した事件で、殺人と同未遂、現住建造物等放火の罪で起訴された無職小川和弘被告(47)が公判で、「火は付けていない」などと全面的に無罪を主張することがわかった。
  大阪地裁は17日、初公判を9月14日に開くことを決めた。
 小川被告は逮捕当初、「死にたくなって火を付けた。死人などが出るのはわかっていた」と容疑を認めたが、その後、放火や殺意を否認したとされる。
 昨年10月の起訴後、公判前整理手続きが適用され、小川被告は当初の自白について「吸っていたたばこの火を消した記憶がなく、警察に『お前の個室が火元だ』と言われて認めてしまった」と主張しているという。
 起訴状では、小川被告は昨年10月1日午前2時55分頃、「試写室キャッツなんば店」の個室で自殺を企て、ティッシュペーパーにライターで火を付けて新聞紙などに放火。ほかの個室にいた男性客22人のうち、16人を一酸化炭素中毒などで殺害、残る6人中4人に重軽傷を負わせた、とされる。(2009年8月18日03時07分  読売新聞)

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