寝屋川中1男女殺害事件 黙秘の被告が取材に応じる TBS NEWS 2018/10/25

2018-10-27 | 死刑/重刑/生命犯

寝屋川中1男女殺害、黙秘の被告が取材に応じる
TBS NEWS ─2018/10月25日 23時38分─
  3年前、大阪府寝屋川市の当時中学1年生の男女2人が殺害された事件。1週間後から始まる裁判員裁判を前に、殺人などの罪に問われている男が、JNNの取材に応じました。これまで黙秘を続けてきた男が、面会を重ねるうちに語り始めた事とは。
 中学1年生だった平田奈津美さん(当時13)と同級生の星野凌斗くん(当時12)。3年前の8月、駅前の商店街で行方不明となり、その後、別々の場所で遺体で見つかりました。2人を殺害した罪に問われている山田浩二被告(48)。山田被告は、これまで9回にわたって、JNNの取材に応じました。
 最初の面会は、逮捕からちょうど3年たった日でした。
 「きょうで捕まって3年ですよね。先週が命日です。逮捕されてから弁護士の指示で黙秘しているので、伝えたいことがいっぱいあります」(山田浩二被告)
 記者が事件について尋ねようとすると・・・
 「今はそれは言えません。遺族のこともあるので、あまり世間を騒がせたくない。そっとしてほしい」(山田浩二被告)
 事件について口をつぐむ一方、こんな不満を漏らしました。
 「家族・友人・知人が面会に来てくれないし、差し入れもない状態。せやから、服もここで借りたやつ」(山田浩二被告)
 最初の面会の後、山田被告から手紙が届きました。
 「公判でも黙秘を通すのか、それとも、私の口から事件に対しての詳細やご遺族の方に謝罪の言葉を言うことになるのか等は、今の段階では何とも言えません」(山田被告からの手紙)
 駐車場で見つかった平田さんの遺体には、刃物で切られたような傷が30か所以上あり、顔は粘着テープで巻かれ、手も縛られていました。星野くんの遺体は、山田被告が逮捕前に車で立ち寄った竹林で見つかりました。
 逮捕直後の警察の取り調べに対して、こう供述していました。
 「同乗者が後部座席で女の子を殴り、知らないうちに死んでいた。同乗者の情報は言いたくない」(山田浩二被告・逮捕直後の取り調べ)
 この翌日から黙秘に転じた山田被告。しかし、面会を重ねるうちに、事件について、断片的に話し始めました。
Q.逮捕直後の取り調べで、「同乗者が女の子を殴った」などと話した?
 「あれはまぁ、しゃべったことはしゃべったけど、事実ではないですね。いろいろ言われたんです。逮捕された後の移動の車の中で、どうしたらいいかわからなくて、言ってしまったんです」(山田浩二被告)
 山田被告は逮捕当日、捜査員が被告の車を追跡する中、星野くんの遺体が見つかった竹林に立ち寄っています。この時、警察の尾行に気づいていたと言います。
Q.柏原の竹林に寄ったのはなぜですか?
 「うーん。具体的には話せませんけど」(山田浩二被告)
 質問に答えず、逮捕直前、除染作業に従事していた福島県から大阪まで戻ってきた理由について、話し始めました。
 「福島で報道を見ていたら全然違う。8月13日に被害者と私の間であった出来事は違うんですよ。だから要は出頭、ぶっちゃけた話」(山田浩二被告)
 被害者との間に、一体何があったのでしょうか。山田被告は、結局、最後まで話しませんでした。
 来月1日から始まる裁判員裁判。山田被告の弁護側は、平田さんについては、傷害致死罪にとどまると主張。星野くんについては、熱中症で死亡した可能性があると主張する方針だと言います。

 ◎上記事は[TBS NEWS]からの転載・引用です
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◇ 大阪寝屋川 中1男女殺害事件 山田浩二被告「自分が2人を死なせた」NHK NEWS 2018/10/12 
大阪寝屋川 中1男女殺害事件 黙秘の山田浩二被告が初めて語った事実と長文の手紙 NHK NEWS 2018/10/12 
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