【自動車産業ニュース】
フロアマット問題「迅速対応を指示」 トヨタ社長が説明
2009年10月20日
トヨタ自動車の豊田章男社長は19日、東京都内で開かれた新型「マークX」の発表会で会見し、米国で7車種、計約380万台を対象に事故原因の恐れがあるフロアマットの取り外しを求めている問題について「お客さま第一を念頭に、迅速に対応するよう(現場に)指示している」と説明した。
豊田社長は具体的な改善措置については触れず「決定次第速やかに対応するので、しばらくお待ちいただきたい」と顧客に理解を求めた。問題の発端となった米カリフォルニア州での一家4人死亡事故については、米運輸省の高速道路交通安全局(NHTSA)と協力して「原因追及を進めている」とした。