オウム元信者 高橋克也被告 無期懲役確定へ 最高裁2018/1/19 オウム裁判終結

2018-01-19 | オウム真理教事件

オウム元信者 高橋被告 無期懲役確定へ オウム裁判終結へ
NHK NEWS WEB 2018/1月19日 17時08分
 地下鉄サリン事件などに関わったとして殺人などの罪に問われたオウム真理教の元信者、高橋克也被告について、最高裁判所は、上告を退ける決定を出し、無期懲役が確定することになりました。平成7年に始まった教団による一連の事件の裁判は、20年余りを経て、すべて終結することになりました。
 オウム真理教の元信者、高橋克也被告(59)は、17年に及ぶ逃亡の末に逮捕され、地下鉄サリン事件や、猛毒のVXを使った殺人事件、假谷清志さん(当時68)が拉致され死亡した事件、それに東京都庁の郵便物爆破事件で殺人などの罪に問われました。
 被告側は、地下鉄サリン事件について「サリンをまくとは知らなかった」として無罪を主張するなど、起訴された内容をすべて争いましたが、1審と2審でほかの元信者の証言などをもとに無期懲役を言い渡され、上告していました。
 最高裁判所第2小法廷の菅野博之裁判長は、19日までに上告を退ける決定を出し、無期懲役が確定することになりました。
 平成7年に始まったオウム真理教による一連の事件の裁判は、192人が起訴され、元代表の麻原彰晃、本名・松本智津夫死刑囚など13人の死刑が確定する前例のないものとなりましたが、20年余りを経て、すべて終結することになりました。

 ◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です
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〈来栖の独白〉
 最高裁、早い。オウム事件死刑囚13名の刑執行は、今後いつでも可能・・・。
 テロ集団を長く放ってはおかぬという怒り、国家の強い意志を感じる。
 高橋被告の確定判決の早さを見るなら、執行も遠い先ではないだろう。夏までにはオウム事件にケリをつけたいか。
 それにしても、13名の死刑囚を同日、同所(東京拘置所)で死刑執行するのは、至難の業。前もって全国の行刑施設(拘置所)へ移送、分散させるのか。
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麻原彰晃(松本智津夫)死刑囚 執行Xデー
◇ 元オウム・高橋克也被告が上告 2016/9/16付け 
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死刑執行、本格検討へ=松本死刑囚ら13人、再審請求も
2018年01月19日 19時13分 時事通信
 一連のオウム事件の裁判が全て終結することを受け、法務省は教団の代表だった松本智津夫死刑囚(62)ら元幹部13人の死刑執行について、本格的に検討を始めるもようだ。再審請求中の元幹部も多いが、法務省は請求中は執行を控えるこれまでの「慣例」にとらわれない姿勢を見せている。
 刑事訴訟法は、判決確定の日から6カ月以内の執行を定めているが、公判に証人として出廷する可能性があるため、法務省は共犯者の刑が確定するまでは執行しない運用をしている。最後となった元信者高橋克也被告(59)の判決が近く確定することで、執行のハードルは事実上なくなった。
 松本死刑囚は2004年2月に一審東京地裁で死刑判決を受けた。弁護人が控訴趣意書を提出しなかったことから控訴審は一度も開かれず、06年9月に死刑が確定した。
 確定後、松本死刑囚の家族は再審請求を繰り返し申し立てており、現在は4回目の請求中。他の死刑囚12人のうち、遠藤誠一死刑囚(57)ら少なくとも7人が請求中で、井上嘉浩死刑囚(48)も準備しているという。
 再審請求中は執行しないのが「慣例」となっていたが、法務省は17年7月、請求中の死刑囚の刑を18年ぶりに執行した。関係者によると、この死刑囚は10回目の請求中で、同年12月に執行した2人もそれぞれ3、4回目の請求中だったとされる。
 収容中の死刑囚122人のうち94人が再審請求しているが、上川陽子法相は「再審請求を行っているから執行しないという考え方はとっていない」と明言している。 

 ◎上記事は[@niftyニュース]からの転載・引用です
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