オウム平田信被告の公判 死刑囚の証人尋問 法廷に遮蔽板置き実施へ (初公判 2014年1月16日)

2013-12-08 | オウム真理教事件

<平田被告公判>3死刑囚尋問 法廷に遮蔽板置き実施へ
 毎日新聞 12月8日(日)5時30分配信
 東京地裁(斉藤啓昭(ひろあき)裁判長)で開かれる元オウム真理教幹部、平田信(まこと)被告(48)の裁判員裁判に証人として出廷する3死刑囚の尋問が、法廷に遮蔽(しゃへい)板を設置して実施される見通しになった。傍聴席から見えないようにして、死刑囚の心情の安定を図る狙いがある。死刑囚の証人尋問は極めて異例で裁判員裁判では前例がなく、尋問方法が焦点となっていた。
 初公判は来年1月16日。元教団幹部の中川智正(51)、井上嘉浩(43)、林(小池に改姓)泰男(55)の3死刑囚が1月下旬~2月上旬に1~2日間、証人出廷する。3死刑囚は周囲に「真実を明らかにする」と話しており、1995年に起きた一連のオウム事件から19年を経て、平田被告と法廷で直接対峙(たいじ)することになる。
  尋問方法を巡っては、弁護側が公開法廷での実施を主張したのに対し、検察側は死刑囚の心情の安定や警備上の問題を理由に異論を唱え、公判前整理手続きで協議してきた。別室からモニターで証言する「ビデオリンク方式」や、被告と証人との間を遮る措置も可能だが、関係者によると、3死刑囚が証言に積極的に応じる姿勢を示したことなどから、最低限の措置にとどめることを確認したという。
  一方で、傍聴席には教団関係者や教団に反発する人々が訪れる可能性があり、地裁は、証言台と傍聴席の間に遮蔽板を設置する方向で最終調整している。出廷直前の死刑囚の様子も踏まえて正式決定するとみられる。
  平田被告は(1)目黒公証役場事務長だった仮谷(かりや)清志さん(当時68歳)監禁致死事件(95年2~3月)の逮捕監禁罪(2)宗教学者宅爆破事件(同3月)の爆発物取締罰則違反(3)教団東京総本部火炎瓶投てき事件(同)の火炎びん処罰法違反--に問われている。井上死刑囚は3件全てに関わり、中川死刑囚は仮谷さんに全身麻酔薬を注射し、林死刑囚は爆破事件で爆弾の作動を確認したとされる。平田被告は「犯行計画を知らなかった」などと起訴内容を一部否認するとみられる。【山本将克】
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