結婚の条件に不妊処置 20年以上前から 社会福祉法人「あすなろ福祉会」(樋口英俊理事長)2022.12.19

2022-12-19 | 社会
障害者の尊厳 ないがしろ
  結婚の条件に不妊処置 
 中日新聞 2022.12.19(月曜日)
 北海道江差町の社会福祉法人「あすなろ福祉会」(樋口英俊理事長)が運営するグループホームで、知的障害があるカップルらが結婚や同棲を希望する場合、男性はパイプカット手術、女性は避妊リングを装着する不妊処置を20年以上前から条件化し、8組16人が応じていたことが18日、分かった。「同意を得た」としているが、障害者が拒否した場合は就労支援を打ち切り、退所を求めていた。
 樋口理事長は「養育不全になった時に誰が責任を取るのか。生まれてくる命の保証はしかねる」と主張した。厚生労働省は「障害の有無を問わず人としての尊厳は守られるべきで、事実なら不適切だ」としている。
 
 
北海道江差町の社会福祉法人「あすなろ福祉会」=18日午後
 
 最終更新:共同通信
 
 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です

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