谷繁が引退表明 「60歳までやりたかったが、体ぼろぼろ」
中日新聞 2015年9月22日 朝刊
プロ野球の最多出場記録を持つ中日の谷繁元信監督兼捕手(44)が21日、ナゴヤドームで記者会見し、「やれるなら60歳までやりたいが無理。野球を究めることはできなかったが、本当にここまでよくできた」と今季限りでの現役引退を表明した。来季からは監督に専念する。一問一答は次の通り。
-決断の理由は。
正直ぼろぼろ。若いときは気持ちでカバーできたが、そういう状態でなくなってきた。
-キャリアを振り返り。
ここまでよくできた。入団時に27年もやる自分を想像できたかといえば、そうではない。
-捕手は大変だったか。
よく言われるが、やめたいと思ったことはない。
-監督兼任の2年間は。
結果を見たら失敗かもしれないが、誰もができない経験をできた。谷繁という人間を一層成長させてくれた。-今後何がしたい。
こういう状況なので何とか戦えるチームにしていく。その思いだけ。
-通算出場試合数(3019試合)の記録は破られると思うか。
分からない。でも、試合に費やした時間を誇りに思っている。
-若手にアドバイスを。
後悔してほしくない。プロで一番試合に出た人間でさえ、もっとこうしておけばいいというのがある。
-最後の試合はいつ。
24日と26日にたぶん先発で1打席ずつ立つ。
◎上記事は[中日新聞]からの転載・引用です