達増拓也知事「生活の党」を応援

2013-01-29 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア

達増知事「生活の党」を応援
IBC NEWS 岩手放送 2013年01月28日 15:10 更新
 達増知事、自身が支持する小沢一郎衆議院議員が「生活の党」の代表に就任したことを歓迎し、今後も応援していくことを表明しました。
 これはきょうの定例会見で述べたものです。
 先週東京都内で行われた生活の党の定期大会では、小沢一郎衆議院議員が新たな代表に選出されました。
 達増知事は分党前の日本未来の党を「賛同者」を名乗って支持してきましたが、きょうの会見で今後、生活の党を応援していくと明言し、小沢氏を代表とする体制に期待感を示しました。
 また夏の参院選について知事は「いろんな党との協力のなかで過半数を取りに行くことは合理的な考え方だ」と発言しました。
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生活の党、小沢代表を決定「もう一度政権奪取」 2013-01-25 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
 生活の党、小沢代表を決定「もう一度政権奪取」
 産経ニュース2013.1.25 13:37
 生活の党は25日午前、結党大会を東京都内の憲政記念館で開き、小沢一郎新代表を正式決定した。小沢氏は記者会見で「もう一度政権奪取を目指す」と表明。大会では「消費税増税の凍結」「2022年までの原発全廃」を掲げた基本政策も了承した。28日召集の通常国会前に新たな体制を整え、夏の参院選への準備を進める。
 大会での就任あいさつで小沢氏は「衆院選で仲間を失い責任を感じている。思い悩んだが、非常な決意をもって代表の責任を果たす」と強調。参院選に関しては「自民、公明両党が議席を占めると、やりたい放題の政治が行われる」と述べ、参院での与党過半数の阻止を目指す考えを示した。
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小沢氏、やっぱり“孤立” 民主からも…SP不在、影響力低下否めず 2013-01-24 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
 小沢氏、やっぱり“孤立” 民主からも…SP不在、影響力低下否めず
 zakzak2013.01.24
 生活の党は25日、都内で結党大会を開き、小沢一郎衆院議員が代表に就任することで調整している。小沢氏は今年夏の参院選で、野党各党との共闘を目指すが、橋下徹代表代行(大阪市長)率いる日本維新の会や、渡辺喜美代表率いるみんなの党は、生活との連携に消極的。古巣である民主党の海江田万里代表まで生活との選挙区での競合を避けない考えを表明した。小沢氏の孤立はさらに極まった感がある。
 「選挙区が決まっていない人の選挙区を決めるのは当然の作業だ」
 海江田氏は23日、民主党が参院選で新潟、広島両選挙区への候補者擁立を決めたことについて、こう述べた。視察先の仙台市で記者団に語った。
 新潟は生活の森裕子代表、広島は佐藤公治氏という、小沢氏側近の生活議員が改選を迎えるだけに、永田町では「民主党が生活と選挙協力をしない方針に舵を切った」(関係者)と受け止められている。
 これは生活にとってはあまりにも痛い。
 小沢氏は、昨年12月の民主党代表選で、2011年8月の民主党代表選で自身が担いだ海江田氏が代表に就き、気心が知れた輿石東参院議員会長は相変わらず党を牛耳っていることを好感。参院選を見据えて「(野党第1党の民主党と共闘することは)もちろんだ」と語り、民主党復党も視野に入れていたとされるからだ。
 さらに、第3極結集の展望も芳しくない。
 小沢氏は、12・16衆院選で、第3極が小選挙区で競合した結果、自民、公明両党が漁夫の利をさらって圧勝したことを受け、橋下氏らを念頭に「候補者を1人に絞らないといけないことが、なぜ分からなかったのか。小学生でも分かる」と発言。維新やみんなとの共闘にも自信を示していたが、「維新の石原慎太郎代表の『小沢嫌い』は変わらず、松井一郎幹事長(大阪府知事)もほぼ同じスタンスだ」(維新関係者)。
 独自の道を行く生活は25日の結党大会で新代表を決定する方針。森代表は今年に入り、「小沢一郎(氏や、彼の掲げる)『自立と共生』の理念の下に、みんなが集まっている」と語るなど、小沢新代表を示唆している。
 ただ、昨年末の日本未来の党の分裂劇で、他党の「小沢・生活アレルギー」は強まった感がある。一兵卒のときでもついていたSP(警護官)もいなくなり、小沢氏の影響力低下を印象付けている。
 苦境を脱する一手はあるのか。
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〈来栖の独白2013/01/24 Thu.
「候補者を1人に絞らないといけないことが、なぜ分からなかったのか。小学生でも分かる」
 矛盾の極みではないか。候補者を1人に絞らず、刺客を立てたのは誰か(小沢氏自身ではなかったか)。
 小沢氏の地元岩手では、それまでともにやってきた階猛(しな たけし)氏、黄川田徹氏に刺客を立て、野田前総理の千葉でも刺客を立てた。
 地元群馬から鞍替えし、千葉で野田前総理の刺客として立候補した三宅雪子氏は「党が違えば、ましてや政策が違えば、各党が候補者を出すのは当然の話。民主党も離党者のところに出しているし我が党が突出しているわけではありません」と言われるが、岩手の階氏も黄川田氏も小沢氏に付いて離党こそしなかったものの、消費税増税法案採決について階猛氏は反対票を投じ、黄川田氏は棄権している。小沢氏の公約の筆頭は反消費税増税であったはずで、ならば、いかほどの政策の違いというのであろうか。
 また、いま1つの政策「脱原発」であるが、これが選挙に勝つための方便でなかったのなら、なぜ俄かな[日本未来の党]分裂劇は起きたのか。脱原発という悲願を同じくする嘉田氏と斯くも易々と分裂したのか。
 民主党すり寄りなどを見せられれば、刺客擁立も[日本未来の党]分裂も、その論拠を喪うと言わざるを得ない。
 「生活の党」森裕子代表は『自立と共生』という極めて観念的、抽象的な言葉を繰り出している。これでは「生活の党」と名乗ってはいても、政策が掴みにくい。どの党でも、標榜可能だ。意味はどのようにも取れる。
SP(警護官)もいなくなり、小沢氏の影響力低下を印象付けている。
 いわゆる小沢一郎氏裁判は、でっち上げであった。既得権益のすべてが小沢潰しを画策した。有罪で確定させずとも、「刑事被告人」という身分を纏わせるだけで葬ることはできる。小沢一郎氏は、そのように抹殺された。
 12・16衆院選につき、小沢氏の「刺客擁立」手法に心冷えるものを覚えながらも私は小選挙区も比例も[日本未来の党]に投票した。が、今、氏の言う「反消費税増税」(民主党離党)や「脱原発」([日本未来の党]結党)の真意は何だったのか、空虚な感を否めない。
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小沢一郎氏は「このままだと大政翼賛会」と言うが/ ただ単に戦争回避ではなく、「平和」の質が問われている 2012-12-11 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
 小沢一郎氏「このままだと大政翼賛会に」 初の首都演説
 スポニチアネックス2012年12月11日 06:00
 日本未来の党の小沢一郎前衆院議員が10日、4日の公示後初めて東京都内で街頭演説を行った。
 公示日は愛媛県内の山間で遊説をスタートさせ、序盤に郡部を回り都市部へと支持の波を広げる得意の「川上戦術」を今回も展開。この日は中野駅前を皮切りに、墨田区の東京スカイツリー前など6カ所で演説を行い、「聞き慣れない政党名だと思うが、ずっと言い続けてきた“国民の生活が第一”の政治信念はまったく同じだ」と訴えた。
 報道各社の情勢調査などで同党は劣勢で、「報道では自民党が勝利すると言われ、日本維新の会も民主党幹部も選挙後は自民党と連携すると言っている。こんな筋道の通らない話はない。このままだと戦前の大政翼賛会になってしまう」と批判。また、自民党の安倍晋三総裁について「首相の時には(ブレーンらが)核武装論議をすると言っていた」とした上で、自民党時代から“犬猿の仲”の日本維新の会の石原慎太郎代表についても「石原なにがしも核武装の話をしている。危なっかしい多数派が形成されてしまう」とけん制した。
 〈来栖の独白2012/12/11 Tue.
>大政翼賛会
>「石原なにがしも核武装の話をしている。危なっかしい多数派が形成されてしまう」(スポニチアネックス)
 朝日新聞12月10日の記事によれば、「核武装とか、『この国はけしからんからやっつけろ』とか。そんなことで国民の命と暮らしを守れるのか」」「自立することと軍備を拡大し、核武装までする、そして、他の国々と対決するということは、全然別の話だ。ただ単に、口先だけ勇ましいことを言って、本当に国民の命を守れるのか、国土を守れるか」と、ある。
 来たる衆院選挙の主な争点は、[日本未来の党]の主張によれば、消費税増税・卒原発・反TPPの3点で、これに脱官僚政治などが続くようだ。「憲法」については触れていない。これは、如何なものか。
 尖閣諸島周辺には中国の船が出没し、公然と「核心的利益」を表明している。中国の覇権主義の触手は、日本にだけではない。チベットやウイグルは既に中国の圧政下にある。周辺諸国との摩擦が絶えない。北朝鮮はミサイルの打ち上げを表明した。
 小沢氏の「ただ単に、口先だけ勇ましいことを言って、本当に国民の命を守れるのか、国土を守れるか」との言葉を、そのまま氏に問い返したい。
 このまま中国の言いなりになっていれば「戦争」だけは回避できるだろう。しかし、それは、この国がチベットのように、ウイグルのように、中国の属国になるということだ。憲法9条は戦争回避・軍事放棄を掲げてきた。占領国アメリカが押しつけ、望んだ「従順な被占領国ニッポン」であり続ける道筋を謳っている。そのように日本は戦後半世紀以上を生きてきた。米国は憲法改正させぬように、と改正には議会の3分の2以上の賛成を必要とするとした。
 が、そのアメリカが、近年、日本の憲法9条、非武装に頭を悩ませている。アメリカでは、改憲を望む声が日増しに高くなっている。アメリカの国力の衰弱に反比例するように、中国の軍拡が目覚ましいからだ。加えて、中東など世界的規模で反米の波が高まっている。
 このような国際社会のなかで、「平和」の質が問われている。ただ単に戦争が無ければよい、というものではないだろう。国家・国民の主権が尊重され、他国からの支配を受けないことが、真っ当な国としての要件だ。
  「戦争放棄」を謳う憲法によって集団的自衛権を行使しない日本を、世界は決して尊敬していない。ハード・パワーを出さず、ソフト・パワーで体よく利ザヤを稼ぐ日本を、世界は卑怯だとみなしている。これが国際社会の現実である。護憲を声高に主張する人々には、国際社会の動向に疎く、独り善がりが多い。例えば北朝鮮についても、彼の国が世にも貧しい暮らしをしながら技術立国であることを、どの程度認識しているだろうか。
 小沢氏は2009年に団を組織して訪中した。習近平氏を天皇さんに会わせたのも、小沢氏である。民主主義を断固認めず、核心的利益・覇権国家を標榜してやまない彼の国を鳩山内閣(実質・小沢政権)は「正三角形」と称して「日米中が対等に付き合う」と言った。国際社会とは、そのようなものではない。常に、力と力を見せ合い、戦っている。外交のひと言先には戦争がある。戦争を回避したいなら、属国・被支配を国民(未来=子孫)に強いる覚悟が要る。核武装は戦争のためではない。戦争抑止としての核の存在理由がある(核に転用できるという意味での原発の存在理由がある)。
 国とは、国土・領海・主権、固有の文化が守られる「国家」でなければならず、国民は何人からも支配されず、尊厳が守られねばならない。
 附けたりを一つ。
 第2バチカン公会議は現代世界憲章78のなかで次のように言う。平和とは、単なる戦争の不在でもなければ、敵対する力の均衡の保持でもありません
 聖書に示される「平和」(シャローム)の本来の意味は「傷付いた部分のない状態」のことである。戦争がなく一見「平穏」に見える戦後日本は、聖書のメッセージから見れば、必ずしも平和とは言えず、国民は平和ボケ(仮想平和)に陥っていただけなのかもしれない。自分の周りのあちこちに、差別され軽んじられ痛む人がいるとしたら、それは「平和」ではない。国と国との関係においても、戦争はなくとも支配する国と支配される国とに分かれるならば、それは「平和」ではない。平和とは、「小さくされた人」を守るために戦うことだ。支配されたり、見下されたりしてはならない。旧約聖書(エレミア6・13-14)は次のようにいう。
 《身分の低いものから高いものに至るまで、
 皆、利をむさぼり、預言者から祭司に至るまで、皆、あざむく。
 彼らはわが民の破滅を手軽に治療して、
 平和がないのに「平和だ、平和だ」と言う。》
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『世界の変化を知らない日本人』日高義樹著 2011年5月31日第1刷 徳間書店

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