カルロス・ゴーン被告、9月にも初公判  第1回公判前整理手続き=2019/5/23

2019-03-21 | 社会

ゴーン元会長、9月にも初公判  
 日本経済新聞ゴーン退場 社会 2019/3/20 15:01 (2019/3/20 18:18更新)
 日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告(65)の初公判が9月にも、東京地裁で開かれる見通しとなったことが20日、関係者の話で分かった。同日開かれた裁判所と検察、弁護側の3者協議で裁判所側が意向を示した。
 第1回の公判前整理手続きは5月23日に行われ、主に会社法違反の特別背任事件について公判の進め方を協議する。手続きにはゴーン元会長も出席する意向を示しているという。
 関係者によると、地裁は金融商品取引法違反事件の初公判を9月に開催し、月6回程度のペースで審理を行う案を示した。弁護側が求めた迅速な手続きに配慮したとみられる。

 ◎上記事は[日本経済新聞]からの転載・引用です
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「ゴーン」弁護士交代劇の裏側 日産西川社長との「オペラ観劇」交遊が解任の決定打?
 2019/3/21(木) 8:00配信 デイリー新潮
 逮捕から108日。三度目の正直でようやく保釈を勝ち得たカルロス・ゴーン(65)だが、当初、弁護を引き受けていたのは元東京地検特捜部長の大鶴基成弁護士ら3人の「弁護団」だったのは、ご存じの通りだ。
  しかし、2月13日、裁判所、検察側、弁護側による初の三者協議を翌日に控えたタイミングで、「大鶴弁護団」は退き、「無罪請負人」の異名を持つ弘中惇一郎弁護士率いる弁護団に交代した。
 司法担当記者が解説する。
 「ゴーンにとって、大鶴さんに対する不満は、やはり保釈が取れなかったこと。その不満を見て取った弘中さんが、ゴーンと一緒に逮捕された前代表取締役、グレッグ・ケリーの代理人を務める喜田村洋一弁護士をツテに、ゴーンに売り込みを図ったと言われています」
  弘中弁護士と喜田村弁護士は以前、同じ法律事務所の釜の飯を食った仲の盟友なのである。
 「世間が大騒ぎする事件となると、弘中さんはすでに他の弁護士が受任していても割り込んでまで仕事を引き受けようとする。昨夏、東京地検特捜部が手掛けた文科省汚職事件でも、逮捕された文科官僚にはすでに弁護士がついていたにもかかわらず、起訴段階で弘中さんに代わっています」(同)
  ゴーンの弁護を引き受けるにあたって、弘中弁護士は自信の表れからか、会見で「まだカミソリのキレ味があるかどうか試してみたい」と宣言している。
 「喜田村さんとともに、ロス疑惑や薬害エイズ事件などを無罪に導き、名前を売った弘中さんですが、さらに郵便不正事件でも村木厚子さんの無罪を勝ち取り、その知名度は一気にアップ。無罪請負人、カミソリ弁護士の名を恣(ほしいまま)にしてきたのです」(同)
  しかし、本当のところ、一敗地(いっぱいち)に塗(まみ)れたことも一度や二度ではないのだという。
 「例えば、KSD事件で受託収賄罪に問われた参院のドン、村上正邦元労相の弁護を担当し、結果は懲役2年2カ月の実刑判決。また、ライブドア事件でも、ホリエモンの弁護をヤメ検弁護士に代わって上告審から引き継いだものの、あえなく上告棄却で2年6カ月の実刑判決が確定しました」(同)
  毎度毎度、「カミソリ」のキレ味が鋭かったわけではないのだが、ゴーンは弘中弁護士に鞍替え。実は、その理由は、大鶴弁護士が保釈を取れなかったからだけではないようなのである。
■ゴーンが悔しがった交遊録
 東京地検関係者によれば、
 「“ゴーン外し”を画策したとされる日産の西川廣人社長と、大鶴弁護士が家族ぐるみの付き合いをしていることがゴーンの知るところとなり、それがクビを切られた一番の理由ではないかと言われている。西川社長は、大鶴さんの娘のお婿さん探しまでしてやったことがあるそうです」
  もし、それが事実ならば、ゴーンにとって大鶴弁護士は裏切り者以外の何者でもないと映ったことだろう。
  では、大鶴弁護士は、なんと答えるか。
 「数年前、知人にオペラ鑑賞に誘われ、その機会に知人から数名の知り合いを紹介されました。西川社長はその一人に過ぎません。その際、知人が私の子供に縁談を紹介してあげてほしいと、知り合いに頼んでくれました。西川さんの奥さんからも1人紹介していただきましたが、それだけで終わりました。子供はこれとはまったく関係なく、別の人と結婚しています」
  当然、ゴーンにも西川夫人から娘の縁談が持ち込まれた過去があることを説明したが、その後の弁護活動に支障が生じたりはしなかったという。
  しかし、前出の東京地検関係者は、
 「ゴーンは大鶴弁護士と西川社長が家族ぐるみの付き合いだと聞いたとき、怒り心頭に発して拘置所の独居房で涙を流さんばかりに悔しがっていた、という話が伝わってきました」
 「週刊新潮」2019年3月21日号 掲載
   最終更新:3/21(木) 8:00  デイリー新潮

 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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日産は株式会社としての体を成してない~株主が選任した取締役出席に「会社」が反対する“異常事態” 郷原信郎 2019/3/12
ゴーン前会長の弁護を担当している弘中惇一郎弁護士 記者会見 2019/3/4
日産ゴーン元会長、逮捕後初のインタビュー 「不正調査は策略であり、これは反逆だ」日本経済新聞 2019/1/30 
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