責任能力など争点に=整理手続きが終了-秋葉原連続殺傷・東京地裁
1月8日15時51分配信 時事通信
東京・秋葉原で2008年6月、17人を無差別に殺傷したとして、殺人罪などに問われた元派遣社員加藤智大被告(27)の公判前整理手続きが8日、東京地裁(村山浩昭裁判長)であり、争点を責任能力などとすることを確認した。
整理手続きはこの日が最後で、加藤被告も出席した。28日に初公判が開かれる。
加藤被告はこれまで「事件の記憶がない」などと話しており、弁護側は犯行当時、何らかの精神障害で心神喪失か心神耗弱だった疑いがあると主張する方針。
責任能力以外の争点は、殺人未遂罪のうち、ナイフで刺した1人への殺意があったかどうかと、現行犯逮捕しようとした警察官に対する公務執行妨害罪が成立するかどうか。
証人として検察側36人、弁護側6人の採用も決まった。公判期日は8月4日までの22回指定された。
◎上記事は[JIJI.COM]からの転載・引用です
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