『朝鮮日報』天皇陛下は膝をついて謝罪する写真を歴史に残すべき/韓国が首相親書を返送-竹島問題

2012-08-23 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉

韓国一流紙に「トンデモ」コラム 天皇陛下は「膝をついて謝罪する写真を歴史に残すべき」
J-CASTニュース2012/8/21 18:46
   竹島(韓国名・独島)や天皇陛下の訪韓をめぐる李明博(イ・ミョンバク)大統領による謝罪要求で日韓の緊張が高まる中、韓国で日本批判が先鋭化している。これまでその主な舞台はネット上の掲示板や、市民が投稿する形式のネットニュースだったが、2012年8月20日、ついに大手紙のコラムにまで、天皇陛下に「膝をついて謝罪する写真を歴史に残すべき」と要求する論調が飛び出し、日本側も反発を強めている。
■コラムが載ったのは、韓国で最も部数が多い「朝鮮日報」
   問題のコラムは、朝鮮日報のウェブサイトに掲載された「記者手帳」。朝鮮日報は1920年に創刊され、中央日報・東亜日報と合わせて「朝中東」と呼ばれる3大紙の中でも最も発行部数が多い。韓国を代表する新聞だと言える。
   コラムは、「『日王、独立運動家に謝罪せよ』 何が間違っているのか」と題して掲載された、政治部の李河遠(イ・ハウォン)記者の署名入り原稿だ。「日王」とは、天皇陛下に対する韓国での呼称だ。コラムでは、
 「韓国の立場からすると、天皇批判に日本の政界がこれほどまでに敏感に反応する理由が理解できない」
 と語り、天皇陛下の父親にあたる昭和天皇について
 「日本が朝鮮半島を統治した時代に民族全体を迫害し、弾圧した人物で、太平洋戦争では韓国の若い男性を銃の盾とし、若い女性を日本軍の性的奴隷とした」
 と断じた上で、「特別A級戦犯」だと表現。このような経緯を根拠に、李大統領の謝罪要求を
 「ある意味当然の要求」
 「時期的には問題があったかもしれないが、決して言ってはならない言葉というわけではない」
 と正当化した。
■旧西ドイツ首相のホロコーストへの謝罪を引き合いに…
   さらに、1970年に旧西ドイツのヴィリー・ブラント首相(当時)が、ポーランドの首都ワルシャワの、ユダヤ人ゲットー跡地で跪いて献花し、ナチス・ドイツ時代のユダヤ人虐殺(ホロコースト)を謝罪したことを引き合いに、
 「今上天皇は手遅れになる前に、ブラント首相のように膝をついて謝罪する写真を歴史に残すべきだ」
 と、コラムを締めくくった。
   なお、ブラント首相の謝罪をめぐっては、「ホロコーストに対して謝罪したのであって、戦争や侵略行為について謝罪したものではない」という説もある。さらに、コラムでは、天皇陛下の訪韓を求めているのは韓国側だということについても触れられていない。
   コラムは日本語版にも転載され、21日夕まで1300回以上ツイートされている。1記事に対するツイートの数としては異例の多さだ。その内容のほとんどが、
 「韓国の日本に対する理解不足の標本的な見本」
 「教育とは恐ろしい」
 などと、筆者の勉強不足を指摘するものだ。
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外務省、受け取り拒否=韓国が首相親書を返送-竹島問題で対立深まる
 【ソウル時事】韓国政府は23日、李明博大統領の竹島(韓国名・独島)上陸などへの遺憾の意を示した首相の親書を在日韓国大使館を通じて返送しようと試みた。しかし、日本外務省は面会に応じず、受け取りを拒否した。異例の外交的応酬で両国の対立はさらに深まりそうだ。
 拒否を受け、韓国側は書留郵便で送り返した。韓国外交通商省報道官はこれに先立つ記者会見で、親書返送の理由として、(1)日本の主張が極めて不当(2)回答すれば、日本側が両国首脳間で竹島問題について議論された先例として利用しかねない(3)日本が竹島を紛争地域化しようとする意図に利用される可能性がある-を挙げた。
 親書の内容が不当な例として「(大統領が)島根県の竹島に上陸した」とある点を指摘し、「そのような島は存在しない」と主張した。 
 また、親書返送が外交的非礼だと日本側が反発していることに対しては、「親書に(説明する)外交公文を付ける形で返送するので、礼は尽くしている」と強調。逆に、首相親書には一般的に付ける慣例になっている複写版がなく、日本側が韓国政府に届く前にメディアに公表したとして、日本の方が非礼だったと反論した。
 また、報道官は外相が竹島の韓国による実効支配を「不法占拠」と述べたことに対し、強く抗議し、発言の即時撤回と再発防止を求めた。
 一方、外交通商省関係者は、日本が国際司法裁判所への共同提訴を提案したことに対しては、拒否する文書を近く日本側に送る方針を明らかにした。(時事通信2012/08/23-19:03)
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