秋葉原無差別殺傷事件〈加藤智大被告〉第8回公判2010.5.21〈目撃者〉証人尋問 -下-

2010-05-21 | 秋葉原無差別殺傷事件

秋葉原無差別殺傷事件〈加藤智大被告〉第8回公判2010.5.21〈目撃者〉証人尋問 -上-からの続き
 公判は、約2時間の休廷を挟み、予定通り午後1時半に再開。3人目の証人が入廷。男性》
 検察官「平成20年6月8日に、秋葉原で起こった事件の現場にいましたね」
 証人「はい」
 検察官「なぜ、この日、現場の近くにいたのですか」
 証人「自宅の近所の美容室が秋葉原の清掃活動を行うことになっていて、それに参加しました」
 検察官「6人くらいで参加したということですが」
 証人「はい」
 《検察官が現場交差点の見取り図を証人に示した》
 検察官「どこら辺でゴミ拾いをしていましたか」
 証人「中央通りです。(現場の)交差点の南の方で、南側を向いて(現場に背を向けて)いました」
 検察官「(事件発生時)どのようなことがありましたか」
 証人「後ろの方(交差点側)から『ドーン』という音が聞こえました」
 検察官「何が起きたと思いましたか」
 証人「交通事故が起きたのだと思いました」
 検察官「その後、どうしましたか」
 証人「110番通報しながら、交差点に近付きました」
 検察官「倒れている人はいましたか」
 証人「3人いました」
 検察官「3人はどのような感じでしたか」
 証人「2人は事故ではねられたせいか、服が脱げているような感じ。もう1人は細かくは覚えていません」
 検察官「そのとき警察官を見ていますね」
 証人「はい」
 検察官「その後、視界には何か入りましたか」
 証人「右の方(交差点東側)から男が走ってくるのが見えました」
 検察官「その男は何かしましたか」
 証人「警察官に近付き一瞬止まると、警察官の脇腹を殴ったように見えました」
 検察官「男はどのような感じでしたか」
 証人「細身で、悪くいうと、優男のような感じでした」
 検察官「その男をこれから犯人と呼ぶことにします。警察官に近付いた後、犯人は脇腹を殴ったように見えたということですが、何か持っていましたか」
 証人「持っているようには見えませんでした」
 検察官「殴られたように見えた警察官はどうなりましたか」
 証人「少し後ずさりする感じで、その後、倒れました」
 検察官「犯人はその後、どこに行きましたか」
 証人「(交差点西側の)電器店のほうに向かっていきました」
 検察官「そのときの様子は?」
 証人「蛇行しているような感じで、少々腕を広げて近くの人に近付く感じでした。2、3人に攻撃したように見えました」
 検察官「(交差点西側で)犯人はどうしましたか」
 証人「男の人にぶつかった気がします」
 検察官「あなたはその後どうしましたか」
 証人「交差点に視線を戻しました」
 検察官「110番はつながったままですね。警察官には何を伝えましたか」
 証人「最初は交通事故だと思ったので、現場の様子を伝えましたが、警察官が倒れるのを見てからは犯人の特徴を伝えました」
 検察官「(通報先の)警察官からはどんな指示がありましたか」
 証人「目に見える限りの被害者の様子を見てほしいと言われました。詳しくは見えない部分がありましたが、(先にはねられた)3人は全身血まみれで、息もしていない様子だったので厳しいなと思いました」
 検察官「事件後、加藤被告が犯人として捕まったことを、どうやって知りましたか」
 証人「最初は、ニュースを見た友人からのメールで知り、その後、自分でもニュースを見ました。事件が終わってすぐのニュース速報と、その後はインターネットで見ました」
 検察官「加藤被告の顔は映っていましたか」
 証人「当日かどうかは分かりませんが、(顔は)見ました」
 検察官「現場で見たのと同じ人物でしたか」
 証人「服の特徴や、雰囲気も似ていたので、間違いないと思いました」
 検察官「その後、被害者がどうなったか知っていますか」
 証人「ニュース速報で、被害者が増えていくのを見て、十数人が襲われ、7人の方が亡くなったと知りました」
 検察官「そのことをどう思いましたか」
 証人「増えていく様子を見て、『これ以上増えないで』と思っていました」
 検察官「事件を目撃したことで、あなたの日常生活に影響は出ましたか」
 証人「事件後、1週間くらいは、あまり眠れない日が続きました。仕事中や寝る前などに、頻繁に事件を思いだしました」
 検察官「どのようなことを思いだしたのですか」
 証人「…襲われるさまや、110番通報したときに、もう少し伝えるのが早ければ、もっと早く(警察官が)来られたのではないかなと思いました」
 検察官「もうすぐ2年になりますが、今はどうですか」
 証人「普段は影響ありませんが、たまに事件を思いだすと、考え込んだり、気持ちが沈んだりすることはあります」
 検察官「事件前、秋葉原にはよく行っていたのですか」
 証人「近くに住んでいたので、毎週のように行っていました」
 検察官「あなたにとって、秋葉原はどういう街でしたか」
 証人「歩行者天国とか、いろいろあったけど、楽しくてすてきな街でした」
 検察官「事件後はどうですか」
 証人「良くも悪くも、静かになりました。歩行者天国もないし、寂しくなったと思います」
 検察官「事件当時の秋葉原は、例えていうならどういう状況でしたか」
 証人「…ひとことで言うなら、『戦場』というか、『地獄絵図』というか。そういう感じでした」
 検察官「この事件について、どう思いますか」
 証人「ニュースで動機を知ったときには、私は現場にいただけで、知り合いや身内は(被害者に)いませんでしたが、それでも動機を知って、自分が犯人を殺してやりたいくらいの怒りを覚えました」
 証人「…そんな怒りはもうないですが、事件からしばらくたって、考えてみると、その動機は、人間誰でも起こりうることなのかなと、思います。人間、少しタガが外れると、ああなるのかな、と。だからといって、共感や同情はしませんが、自分もタガが外れると、ああなるのかもしれないと思います」
 検察官「どのような処罰を望みますか」
 証人「そんな動機でやったのだから、どうなろうとも、極刑以外はないと思います」
 弁護人「110番通報したとき、周りの状況はどうでしたか」
 証人「パニックに陥っていて、叫び声が聞こえたり、混乱した状況でした」
 弁護人「あなたの精神状態はどうでしたか」
 証人「電話越しに『場所を教えて』といわれましたが、焦っていました。警察官から『少し落ち着いて』といわれ、落ち着いて『(パソコン量販店)ソフマップ前の交差点』と伝えました」
 弁護人「平静ではなかったと?」
 証人「はい」
 裁判長「今日はさらに、もうひと方残っています。調書と尋問です。少し時間が必要なので、ここでいったん休廷します。2時35分再開とします」

 裁判長「審議を再開して、証拠調べを続けます。証人尋問の前に供述調書のうち、弁護側が同意した部分について調べます」
 《男性検察官が立ち上がり、大型モニターに「中村さんの長男の供述調書」と映し出された。死亡した中村勝彦さん=当時(74)=の長男の供述調書が読み上げられることになる》
 検察官「私の父は平成20年6月8日、秋葉原の交差点でトラックにはねられ、殺されました」
 《検察官が供述調書を読んでいく。証人は開業医の院長をしており、中村さんも長年、歯科医院を営んでいたが、20年3月31日に知人に病院を譲り渡して引退していた》
 《中村さんは事件当日、証人に連れられて、趣味だった写真撮影に使う一眼レフのデジタルカメラを購入するために秋葉原を訪れていた》
 検察官「父は子供のように上機嫌でした」
 《2人は家電販売店でカメラを品定めして候補の商品を2、3点にまで絞り込み、一度、食事をするために店を出た。秋葉原に来たことがなかった中村さんは、証人の一歩後ろを歩いていたという》 検察官「私たちは電気街を歩き、カメラに使うメモリーの価格を見て『安いね』『買ってみる?』と会話を交わしました」
 《そして2人は午後0時半ごろ、事件現場の交差点にさしかかる。渡ろうとした横断歩道の信号は赤信号だった。周囲にはほかにも信号待ちの歩行者らがたくさんいたという》
 検察官「父に『うまいもの食べたい』と言われ、私は『うん』と答えました。これが最後の会話でした。最後の会話になるとは夢にも思わなかったです」
 《この直後、加藤被告が運転したトラックが交差点に進入してくることになるが、その様子に関する供述調書の証拠採用を弁護側は不同意としていた。このため、検察官はその部分を飛ばし、中村さんがはねられた後の状況についての供述調書を読み上げる》
 検察官「私は『パパ、パパ』と探しました。交差点の中に倒れている人が父であることが分かりました。父はぐったりしていて、私は『もうダメだ』と絶望しました」
 《中村さんは医師の目から見て、交通事故の被害者や末期がんの患者がするような浅い呼吸を3回ほど繰り返した後、心肺が停止した。証人は何とか中村さんを蘇生(そせい)しようと試みる》
 検察官「口からゴボゴボ血が出ていました。人さし指と中指を口の中に入れて血をかきだしました。自分の口をつけて血を吸い出し、はき出し、人工呼吸をしました」
 《1人の男性が近づいてきて「手伝う」と訴えてくれたため、証人は男性に心臓マッサージを頼み、自分は口の中の血を吸い出して、息を吹き込む行為を繰り返した》
 検察官「10分ほど人工呼吸をしましたが、父は自発呼吸をしませんでした。父の目の瞳孔が広がり、亡くなったと思いました。私は外科医として人の命を救ってきたのに、目の前の父は救えませんでした。無力感、脱力感がして、その場にへたり込みました」
 《現場に駆け付けた医師が近づき、黒いタグを中村さんの体につけていった。大規模災害などで搬送の優先順位を決める「トリアージ」のタグで、黒は救命可能性が極めて低く、搬送を最後にするというしるしだった。そして、母親から証人の携帯電話に連絡が入った。母親は中村さんの死を知らない》
 検察官「母は『秋葉原が大変になっているけど大丈夫?』と聞かれました。私は『落ち着いてね。パパ、死んじゃったよ』と伝えました。母は「ウソでしょ」と笑っていました。私は涙が出てきて、泣きながら『ママ、ごめん。本当なんだ。ごめんなさい』と伝えると、母は絶句しました。そして『そんなの嫌。あの人が死ぬなんて』と言って電話を切りました」
 《証人は再度、母親の携帯電話に電話するが、母親は出なかった。知人に電話をかけ、母親を自宅まで迎えに行き、父親が搬送された病院まで連れて行くよう頼む。そして再び母親の携帯電話に連絡を入れると、母親が出たため、知人と一緒に病院に行くよう伝えた》
 検察官「母は『行けない』と大泣きしました。私は『迎えに行かせているから』と伝えました」
 《ここで供述調書調べが終わり、証人本人が入廷する。証人は被告を見ることなく証人席に座り、偽証をしないことを宣誓して着席した。検察側が尋問をはじめ、最初に事件現場の交差点で信号待ちをするまでの行動を確認していく》
 証人「(横断歩道の信号が)青信号になったことを確認して歩きました」
 検察官「お父さんは?」
 証人「私の後ろをついてくるように歩きました」
 検察官「何か途中で気づきましたか」
 証人「右手からトラックが暴走するのが見えました」
 検察官「トラックの特徴は?」
 証人「小型か中型のトラックで、レンタカー会社の社名が書かれていました。ディーゼルの大きな音が聞こえ、まさに暴走していると思いました」
 検察官「トラックはどのように走りましたか」
 証人「止まっている車を避けるようにして蛇行していました」
 検察官「ブレーキはかけていましたか」
 証人「いいえ」
 検察官「どのように思いましたか」
 証人「瞬時のことですが、『危ない』と思いました」
 検察官「運転手の様子は見えましたか」
 証人「はい。男性1人でした。短髪でメガネをかけていました。白っぽい服を着ていました」
 検察官「その男が運転をしていましたか」
 証人「はい」
 検察官「トラックを運転していた男はどんな様子でしたか」
 証人「奇声を発して車の中で小躍りしているような様子だった」
 検察官「トラックをどのように見ましたか」
 証人「すごい勢いで爆音で突進してきていて、まずいと思いました。逃げるために2、3歩ダッシュしたと思います。(トラックは)ものすごい勢いで駆け抜けていきました」
 検察官「トラックがすぐ近くを通過したことで感じたことはありますか」
 証人「ものすごい勢いで通り過ぎたので、風圧を感じて、思わずひざをつきました」
 検察官「(そのとき)お父さんの姿はありましたか」
 証人「いいえ。トラックが大きい音を立てていました。人のような物体が大きくはねとばされているのが見えました」
 検察官「人のような物体は最終的にどうなりましたか」
 証人「亡くなりました。父でした」
 検察官「トラックが走っていった後の様子を教えてください」
 証人「地面に倒れている方が数人いらっしゃって、救命活動をしている人ややじ馬もいました」
 検察官「お父さまはどのあたりにいましたか」
 証人「中央通りを完全に横断する形で逆側に倒れていました」
 検察官「お父さまの様子を見てどう思いましたか」
 証人「大変なことになってしまったと思いました。(父は)瀕死(ひんし)でした。呼吸が浅く、口の中は血まみれでした。呼びかけても意識はありませんでした。間もなく息をしなくなりました」
 検察官「救命措置はしましたか」
 証人「口の中に血のかたまりが吹き出し、口で吸い出し、人工呼吸をしました」
 検察官「それ以外の救命措置は」
 証人「近くに救急救命士の人がいたので心臓マッサージをしてもらいました」
 検察官「どのような気持ち?」
 証人「パニックになってしまいました」
 検察官「周囲の状況で覚えていることは?」
 証人「たくさんの人が横たわり、あたかもテロが起きたようでした」
 検察官「犯人がトラックを降りた後のことを知っていますか」
 証人「父を見つけてから必死だったので何も見ていません」
 検察官「お母様には事件を伝えましたか」
 証人「いいえ。救急車の中で父の搬送を待っているときに母から電話が来ました。ニュースで事件を知って、心配して電話したようです。不安げに『大丈夫?』と聞いてきました」
 検察官「どう答えましたか」
 証人「『ごめんなさい。落ち着いて聞いてほしい。パパは死んだ』と言ったと記憶しています」
 検察官「お母様はどんな様子でしたか」
 証人「事実を受け止めたくなかったようで、『いやよ。そんなのうそよ』と電話を切られました」
 検察官「今の気持ちをお聞きします。この事件についてどう思いますか」
 証人「社会に対するテロです。市民として許せない」
 検察官「どのような部分がテロなんでしょう」
 証人「個人的な嫉妬(しっと)・怨嗟(えんさ)といった感情を第三者にぶつけ、これだけの犠牲者を出しました」
 検察官「事件から2年たちました」
 証人「毎日、父のことを思いだします。なぜあの場所にあの時に僕がいて巻き込まれなければならなかったのか。無念です」
 検察官「あなたに影響は?」
 証人「あれ以来、重要な用事がない限り、人込みには出ません。公共交通機関にも乗りません」
 検察官「お母様は?」
 証人「気丈に振る舞っていますが、時折、泣いたような、混乱したようなあとがあり、かえって痛々しいです」
 検察官「被害者からの手紙は読みましたか」
 証人「読んでいません。読む価値がないと思いました」
 証人「読んだところで、私も家族の感情も変わるわけではなく、父も帰ってはきません」
 検察官「被告人の処罰については」
 証人「日本国の法に正義があることを信じ、裁判官の方にすべてをお任せします」
 検察官「これで尋問は終わりますが、ほかにおっしゃりたいことはありますか」
 証人「事件後、私や家族は警察や検察に協力して調書を作成してきました。つらい時期でしたが、長い間かかり、作成に時間を割きました。今回、弁護士が調書の一部を不同意にしたことで、はなはだ不本意な形で出廷し、当日の忌まわしい記憶を呼び覚ましています」
 《現在のところ事件の公判は20回以上の期日が指定され、計40人以上の証人が出廷することになっている。それは、被害者や関係者の調書の一部を弁護側が不同意にしたため、多くの関係者に法廷での証言を求めざるを得なくなったからだ。こうした弁護側の戦術には一部から批判の声がある》
 証人「私たち家族は、父の良き思い出だけで、静かに平凡に嫌なことを忘れて暮らしていきたいと願っています。こうして私を裁判所に引きずり出したこと自体、傷口に塩を塗られているような感情で、それは違法ではないにしても人間的にみれば、思いやりのない行為です。私を尋問することに正当な理があるのかどうか、法律以前の問題だと思います」
 弁護人「数点だけ、事実関係だけ質問させてください。トラックが走行していた車線は、片側何車線だったと記憶していますか」
 証人「広い片側1車線だったと記憶しています」
 弁護人「駐車車両があったということですが、路肩にあったのですね?」
 証人「…と思います」
 弁護人「駐車車両は、どれくらいありましたか」
 証人「4、5台…。3、4台ですかね」
 弁護人「先ほど、トラックは駐車車両ないし、前方の車を追い越すような暴走だったと証言されましたが、前の走行車両をトラックが追い越した場面はありましたか」
 証人「ありました」
 弁護人「何台くらい?」
 証人「おそらく1、2台ですね」
 証人「2年前のパニックになったときのことを『正確に』といわれても、なかなか難しいですね」
 弁護人「運転席の男性が奇声を発したということですが、声は聞こえましたか」
 証人「聞こえなかったですね」
 弁護人「叫んでいるように見えたと?」
 証人「はい」
 弁護人「小躍りしているように見えたということですが?」
 証人「ハンドルの上で、上半身がバウンドしているように見えたと記憶しています」
 弁護人「表情などは見えましたか」
 証人「気を失っているとか、正常な状態でない、というか、病的な何かが(運転席の男に)起きたのではない、ということは理解しましたが、それ以上のことは分かりません」
 弁護人「手紙を私どもにお返しいただきましたが、今後も二度と、受け取るつもりはありませんか」
 証人「もちろんです」
 裁判長「では、本日の証拠調べは終了ですが、検察官と弁護人から書面をいただいています…」
 《検察官提出の書面は、今後の期日で予定されていた証人尋問で、尋問を行うはずだった被害者の1人が、事情により出廷できなくなったという内容だ。弁護側も異議は唱えず、村山裁判長はこの証人の採用決定を取り消した》《一方、弁護側の書面は、採用決定されていた弁護側の証人1人を取り消すとともに、新たに1人を証人として採用するよう求める内容。検察側は取り消しは受け入れたが、新規の採用は「立証趣旨も異なり、不必要」と主張した。最終的に、村山裁判長は取り消し、採用ともに認めた》
 裁判長「それでは、本日は閉廷いたします」
 《次回公判は5月24日午前10時から、検察官申請の証人3人に対する尋問が行われる予定だ》

 ◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です

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